エレメントがプロセスによって変換/エンリッチされるように定義 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
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Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
対象製品...

Data Fabric

MDM Platform

データモデル内で、代理店のリージョンをMDM Hub内に実際に保存することなく、リージョンをソースシステムから即座に取得しようとしている例を考えてみます。

始める前に

  • MDMサーバーが稼動していること。
  • Talend StudioからMDMサーバーに接続されており、
  • データモデルが作成済みであること。

このタスクについて

エンティティエレメントがプロセスによって変換/エンリッチ化されるように定義するには、次の手順に従います。

手順

  1. [MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューで[Data Model] (データモデル)ノードを展開し、プロセスで処理されるように定義するエレメントを含むデータモデルをダブルクリックします。

    この例では、対応するプロセスが代理店のリージョンをソースシステムから取得するように、Agencyエンティティ上にルックアップフィールドRegionを設定しようとしています。

  2. [Data Model Entities] (データモデルエンティティ)パネルで、プロセスで処理されるように指定するエレメントが含まれているエンティティを右クリックします。
    コンテキストメニューが開きます。
  3. [Set Lookup Field] (ルックアップフィールドの設定)を選択してダイアログボックスを開きます。
  4. 矢印をクリックし、選択したエンティティに関連するエレメントの1つをリストから選択します。
  5. 右上のアイコンをクリックして、選択したエレメントを[Lookup Fields] (ルックアップフィールド)リストに追加します。
  6. 同じようにして、いくつでも必要な数のエレメントを[Lookup Fields] (ルックアップフィールド)リストに追加します。
    警告: リスト表示されているエレメントのみが、プロセスによってオンザフライで変換/エンリッチ化されます。このプロセスによってXMLレコード内の別のものが変更された場合、その変更はエンティティレベルでは無視されます。プロセスによって送信されるのは指定されたエレメントのみであり、すべてのXMLレコードではないからです。
  7. [OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
    定義したルックフィールドは、[Data Model Entities] (データモデルエンティティ)パネルで選択したエンティティに対応する[Annotations] (注釈)ノードの下に表示されます。