MDM Hub内のデータレコードの一部は、異種のソースからのさまざまな情報をマージまたは解決した結果です。そのような情報の解決はTalend Data Stewardshipで行われ、続いてマスターデータレコードが Talend ジョブ内の一部のMDMコンポーネントを使用してハブに書き込まれます。
場合によっては、これらのタスクIDは正しくなかったり、全く設定されていなかったりします。Talend Studioでは、データレコードに添付されているこれらのタスクIDを表示および設定/編集できます。
始める前に
Talend StudioでMDMサーバーに接続済みであること。アクセス権のあるデータコンテナーが存在し、データレコードが入力されていること。これらのデータレコードの一部は、
Talend Data Stewardshipからのものです。
このタスクについて
データコンテナーからのタスクIDを編集するには、次の手順に従います。
手順
-
[MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューで、[Data Container] (データコンテナー)ノードを展開します。
-
Talend Data Stewardshipからのデータレコードが含まれているデータコンテナーをダブルクリックします。
-
適切なMDMサーバーを選択するように求めるダイアログボックスが表示されます。
選択が済んだら、[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
-
データコンテナーエディターが開き、マスターデータコンテナービューが表示されます。マスターデータコンテナービューでタスクIDを編集することが許可されています。
注: データコンテナーがステージングストレージで設定されている場合は、ステージングデータコンテナーのビューも使用できます。
必要なら、必要に合わせて検索条件を設定するか、または、コンテナー内のデータレコードをすべて表示するには、フィールドを空のままにしておきます。
-
[Show Task ID] (タスクIDの表示)チェックボックスをオンにして、
アイコンをクリックします。
エディターの下部には、検索条件に一致するすべてのデータレコードと、その作成日、作成場所のビジネスエンティティ、その一意キー、そして最後にタスクIDがリスト表示されます。
-
タスクIDを編集/設定するデータレコードを右クリックします。
-
コンテキストメニューから[Edit TaskId] (タスクIDの編集)を選択し、[Edit TaskId] (タスクIDの編集)ダイアログボックスを開きます。
-
タスクIDが存在しない場合は設定し、タスクIDが正しくない場合は編集し、[OK]をクリックして変更を確定し、ダイアログボックスを閉じます。
選択したレコードのTaskIdカラムにタスクIDが表示されます。