ユーザールーチンライブラリーを編集 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-03-20

外部ライブラリー(通常は.jarファイル)をインポートすれば、ユーザールーチンのライブラリーを編集できます。

TalendのR2021-03以降のStudioマンスリーアップデートをインストールしている場合は、内部ルーチンがバンドルされているカスタムルーチンjarのライブラリーを編集するとその内部ルーチンに外部ライブラリーをインポートできます。

これらの外部ライブラリーファイルはモジュールと同様、現在のStudioの[Modules] (モジュール)ビューにリスト表示されます。[Modules] (モジュール)ビューの詳細は、Talend Studioに外部モジュールをインストールをご覧ください。

インポートされたライブラリーは、Studioのライブラリーファイルにもリスト表示されます。

このタスクについて

ユーザールーチンまたはカスタムルーチンjarのライブラリーを編集するには、以下のようにします:

手順

  1. インポートするライブラリーがお使いのマシンにない場合は、[Modules] (モジュール)ビューを使ってダウンロードしてインストールするか、ダウンロードしてローカルディレクトリーに保存します。
  2. [Repository] (リポジトリー)ツリービューで、ユーザールーチンまたはカスタムルーチンjarを右クリックした後に、[Edit Routine Libraries] (ルーチンライブラリーを編集)または[Edit Routine Jar Libraries] (ルーチンjarライブラリーを編集)を選択します。
    [Import External Library] (外部ライブラリーをインポート)ダイアログボックスが表示されます。

    Maven Uriカラムは、Talendが提供する8.0 R2020-11以降のStudioマンスリーアップデートがインストールされている場合のみ使用できます。

  3. [New...] (新規...)をクリックして[Module] (モジュール)ダイアログボックスを開きます。ここから外部ライブラリーをインポートできます。
  4. [Modules] (モジュール)ビューを使ってライブラリーをインストールした場合は、[Platform] (プラットフォーム)オプションを選択し、リストからライブラリーを選択します。
    • Talendによって提供されているR2020-10以降のStudioマンスリーアップデートをインストールしていない場合は、[Artifact repository (local m2/nexus)] (アーティファクトリポジトリー(ローカルm2/nexus)) > [Find by name] (名前で検索)オプションか[Artifact repository (local m2/nexus)] (アーティファクトリポジトリー(ローカルm2/nexus)) > [Find by Maven URI] (Maven URIで検索)オプションを選択し、ライブラリーモジュールのフルネームかMaven URIを指定して、[Detect the module install status] (モジュールのインストールステータスを検出)ボタンをクリックしてインストールステータスを検証します。
    • Talendによって提供されているR2020-10以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合は、[Artifact repository (local m2/nexus)] (アーティファクトリポジトリー(ローカルm2/nexus))オプションを選択し、[Module Name] (モジュール名)フィールドに検索キーワードを入力し、[Search Local] (ローカル検索)をクリックして<TalendStudio>\configuration\.m2ローカルリポジトリーを検索するか、[Search Remote] (リモート検索)をクリックし、リモートのアーティファクトリポジトリーで検索した後に次のリストからライブラリーを選択します。検索キーワードにはライブラリーの部分名も完全名も使用できます。

      [Search Remote] (リモート検索)ボタンは、Talend Administration CenterまたはTalend Management Consoleでユーザーライブラリーが設定されている場合のみ使用できます。

  5. ライブラリーファイルをローカルディレクトリーに保存している場合は、[Install a new module] (新しいモジュールをインストール)オプションを選択し、[...]ボタンをクリックして目的のライブラリーファイルを参照します。

    ライブラリーのMVN URIが<TalendStudio>\configuration\MavenUriIndex.xmlファイルに存在する場合は、[Default MVN URI] (デフォルトMVN URI)フィールドに自動的に入力されます。

    • Talendによって提供されているR2020-10以降のStudioマンスリーアップデートをインストールしておらず、ライブラリーのMaven URIをカスタマイズする必要がある場合は、[Custom MVN URI] (カスタムMVN URI)チェックボックスをオンにし、[Detect the install status] (モジュールのインストールステータスを検出)ボタンをクリックしてインストールステータスを検証します。
    • Talendによって提供されているR2020-10以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みで、ライブラリーのMVN URIがjarファイル内に存在する場合は、デフォルトMVN URIと異なるのであれば自動的に検出され、[Custom MVN URI] (カスタム MVN URI)フィールドに入力されます。カスタムMaven URIを変更したり、カスタムMaven URIを使ってライブラリーをインストールする場合は、[Custom MVN URI] (カスタムMaven URI)チェックボックスをオンにします。デフォルトMVN URIもカスタムMVN URIも存在しない場合は、[Default MVN URI] (デフォルトMVN URI)フィールドにmvn:org.talend.libraries/6.0.0-SNAPSHOT/jarと入力されます。
  6. [OK]をクリックして変更を確定します。
    インポートされたライブラリーファイルは、[Import External Library] (外部ライブラリーをインポート)ダイアログボックスの[Library File] (ライブラリーファイル)リストに表示されます。
    注: [Library File] (ライブラリーファイル)リストでファイルを選択して[Remove] (削除)をクリックすれば、インポート済みのルーチンファイルを削除できます。
  7. Talend Studio外で実行されるスタンドアロンジョブとしてジョブをビルドする時に外部ライブラリーを含むには、対応する[Required] (必須)チェックボックスを選択します。選択しないと、ジョブが実行される場合に、"クラスが見つかりません"というエラーが発生します。
    デフォルトでは、インポートされる各ライブラリーの[Required] (必須)チェックボックスは選択されています。
    CamelライブラリーまたはCXFライブラリーがインポート済みで、 Talend RuntimeにデプロイされるOSGIバンドルとしてジョブをビルドする必要がある場合は、それらのライブラリーが既に Talend Runtimeバンドルに含まれるため、重複クラスパスが原因の問題を防ぐよう[Required] (必須)チェックボックスをオフにすることをお勧めします。
  8. [Finish] (終了)をクリックしてダイアログボックスを閉じます。