イベント管理 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
対象製品...

Data Fabric

MDM Platform

イベント管理とリアルタイム統合は、マスターデータ管理の重要な部分です。Talend MDMには、専用のMDMオブジェクトにより、両方の機能が提供されています。

  • Talend Studio[Event Manager] (イベントマネージャー)は、MDM Hubで発生する"イベント"を継続的に"リッスン"します。

  • MDM Hubでデータの変更、追加、または削除が行われると、イベントが発生します。

  • Talend MDMは、イベント監査ログ情報を収集するアップデートレポートでイベントをキャプチャーします。

  • イベントがこのトリガー実行条件に一致すると、トリガーによってプロセスが開始されます。

  • 通常は Talend ジョブを実行するアクションであるプロセスが、トリガーによって開始されます。

MDM Hub内のイベントはすべて、 Talend Studio内にアップデートレポートを生成します。このレポートは、イベント監査ログ情報を収集します。この情報には、アクションのタイプ(作成、削除、アップデート)、アクションを実行したユーザー、アクションのソース(ジョブ、Talend MDM Web UI、ワークフロー、その他)、変更された属性と旧/新の値、最後にアクションのタイムスタンプが含まれています。アップデートレポートはその他のマスターデータと同様にXMLドキュメントとしてTalend MDMに保存されますが、事前定義された、静的データモデルと共に保存されます。

アップデートレポートにアクセスするには、次の手順に従います。

  1. [MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューで[Data Container - System] (データコンテナー - システム)を展開し、UpdateReportをダブルクリックします。

    ダイアログボックスが表示されます。

    イベントレコードのキーは、MDMサーバーの動作モードによって異なります。

    • スタンドアロンモードの場合、キーはレコードのSource値とTimeInMillis値で構成され、genericUI.1552964721309のようにピリオドで連結されています。
    • クラスターモードの場合、キーはレコードのUUID値です。たとえば、814da0a4-1c55-453d-bfab-312c2d8e2165のようになります。
  2. 必要に応じて、表示するアップデートレポートをフィルタリングするパラメーターを設定し、アイコンをクリックして、MDM Hub内のマスターデータに、実行されたイベントのリストを表示します。

  3. イベントのいずれかをダブルクリックして、ダイアログボックスを表示します。ここには、選択したイベントに関する詳細な監査ログ情報が表示されます。

  4. 必要に応じて[Source] (ソース)をクリックし、XMLドキュメント内にログ情報を表示します。

以降のセクションでは、イベント管理メカニズムに含まれているプロセスとトリガーについて詳しく説明します。