他のユーザーが作成し、Talend Exchangeサーバーに保存したユーザー定義インジケーターの.xmiファイルを現在のTalend Studioにインポートして、カラム分析で使用できます。
現在ご利用のTalend Studioのバージョンに対応したバージョンのみをインポートできます。
Talend Exchangeからインポートできるインジケーターには次のようなものがあります。
- [Order of Magnitude] (桁数): 数値カラムの最小値と最大値に見られる桁数の違いを計算します。
- [Email validation via mail server] (メールサーバーによるメールの検証): このJavaユーザー定義インジケーターはメールサーバーに接続してメールの存在をチェックするものです。
始める前に
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Profilingパースペクティブを選択済みであること。
- ネットワークが機能している必要があります。
このタスクについて
以下は、エクスチェンジサーバーからTalend Studioに[Email validation via mail server] (メールサーバーによるメールの検証)インジケーターをインポートする手順を示しています。
手順
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[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで、と展開します。
接続に問題があると[Exchange]ノード下のいずれの項目にもアクセスできません。インターネット接続の確認を求めるポップアップが表示されます。
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[Exchange]の下で[indicator] (インジケーター)を展開し、インポートするインジケーター名を右クリックします(この例ではJavaユーザー定義インジケーター)。
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[Import in DQ Repository] (DQリポジトリーにインポート)を選択します。
現在ご利用のTalend Studioのバージョンに対応したバージョンのみにアクセスできます。
[Import From Talend Exchange] (Talend Exchangeからインポート)ウィザードが開きます。
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[Error and Warning] (エラーと警告)エリアにエラーおよび警告メッセージがリスト表示される場合、[Overwrite existing items] (既存項目の上書き)チェックボックスをオンにします。
これは、同じ名前のインジケーターが現在のStudioに既に存在することを表します。インポートされるインジケーターがTalend Studioにあるものに置き換わります。
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[Finish] (終了)をクリックします。
ユーザー定義インジケーターが Talend Exchangeからインポートされ、[User Defined Indicators] (ユーザー定義インジケーター)フォルダーの下にリスト表示されます。このフォルダーは[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューにあります。
このインジケーターをカラム分析に使用して、メールサーバーにSMTPリクエストを送信してメールをチェックできるようにするには、次のようにインジケーターパラメーターを設定する必要があります。
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インジケーターをダブルクリックしてインジケーターエディターを開きます。
このJavaユーザー定義インジケーターには3つのパラメーターがデフォルトで設定されています。
- バッファーサイズ(ファイルに保存される前にメモリに保持される無効なメールアドレスの数)。
- 無効なメールアドレスのリストへのファイルパス。
- 送信者のメール。
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[BUFFER SIZE] (バッファーサイズ)と[INVALID DATA FILE] (無効なデータファイル)の値を変更します。
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[Parameters Value] (パラメーター値)カラムで、
[EMAIL] (メール)
パラメーターの値、つまりSMTPサーバーにおける送信者のアドレスを設定します。
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インジケーターを保存します。
注: このインジケーターを使用してカラム分析を実行した時にエラーメッセージが表示された場合は、メールサーバーの設定をご確認ください。