基本方針 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
対象製品...

Data Fabric

MDM Platform

このタスクについて

スマートビューは、MDM Hub内のデータレコードのビューをビジネス指向にカスタマイズしたものです。

スマートビューとは基本的に、特定のエンティティに保存されているデータレコードの詳細のHTML表記をレンダリングするものです。ビジネスユーザーがTalend MDM Web UIを使用してデータレコードを参照しようとすると、Talend MDMはそのエンティティがあるかどうか、スマートビューをチェックします。スマートビューが見つかると、"従来の"生成されたフォームを表示するのでなく、このビューを使用して、レコード詳細のHTML表記をレンダリングします。ビジネスユーザーはその後、スマートビュー表記と生成されたフォームの間で切り替えを行うことができます。

スマートビューはビューではなく、XSLTを使用してXMLドキュメントを変換するXSLTステップを必要とするXSLTベースのプロセスです。このXSLTステップのパイプラインには、htmlという名前の出力変数が必要です。ただし、スマートビューは、マスターデータに対してさまざまなタスクを実行できる、XSLTステップ以外のステップを持つことが可能です。詳細は、プロセスをご覧ください。

スマートビューには次の命名規則があります: Smart_view_<Entity>[_<ISO2>][<#name>]。2文字のISO国コードはオプションで、多言語のスマートビューを定義できます。<#name> サフィックスもオプションで、同一のエンティティに複数のスマートビューを定義できます。

ランタイムにユーザーがTalend MDM Web UIを使用してエンティティ内のレコード(たとえばProductエンティティ)を開こうとすると、次の処理が行われます。

手順

  1. Talend MDMは最初に、Smart_view_Productで始まるすべてのプロセスを探します。
  2. _<ISO2>サフィックス(たとえば、米国ならSmart_view_Product_ENU、フランスならSmart_view_Product_FRなど)が付いたプロセスが見つかると、
  3. 次に、XMLレコードを_DEFAULT_変数に送り、プロセスを実行します。
  4. プロセスが完了すると、htmlという名前の出力変数を探します。
  5. 最後に、html変数のコンテンツをブラウザーに戻します。