Talend Cloudへの公開 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-02-13
対象製品...

Cloud API Services Platform

Cloud Big Data

Cloud Big Data Platform

Cloud Data Fabric

Cloud Data Integration

Cloud Data Management Platform

Data Fabric

Talend Studioで作成したジョブ、ルート、データサービス(アーティファクト)をクラウドに公開し、Talend Management Consoleの特定ユーザーやすべてのユーザーが利用できるようにします。

Maven経由でアーティファクトをStudioからTalend Cloudに公開する場合は、クラウド版Talendソフトウェア開発ライフサイクル - ベストプラクティスガイドをご覧ください。

始める前に

  • Studioでアカウント認証をWebアプリケーションに設定していること。詳細は、Talend Cloud入門ガイドをご覧ください。
  • Talend Cloudで、デフォルトの[Operator] (オペレーター)ロールか[Operations - Manage] (操作 - 管理) Talend Management Console権限が割り当てられていること。
  • 公開先とするワークスペースで[Publish:Publish artifacts] (公開: アーティファクトの公開)権限があること。
  • 公開されるアーティファクトの名前に予約語(SNAPSHOTなど)が含まれていないかどうか確認します。含まれていると公開が失敗します。
  • アーティファクト名が、公開先のワークスペースにあるどのタスクの名前とも重複しないようにします。アーティファクトと同じ名前のタスクがワークスペースに既に存在する場合、Talend Management Consoleに公開されるのはアーティファクトのみで、対応するタスクは作成されなくなります。

このタスクについて

アーティファクトが公開されると、対応するタスクが自動的に作成され、Talend Management ConsoleでWebユーザーが実行できるようになります。同じアーティファクトから別のタスクを作成してコンテキストパラメーター値を変更すれば、別のシナリオで実行できます。

注: 1つのワークスペースに同じ名前を持つ複数のタスクは存在できないことから、既に公開されているアーティファクトをStudioの別のフォルダーに移動する場合は、以前のようにTalend Management Consoleの同じワークスペースに再公開することはできなくなりました。アーティファクトは複製され、関連付けられているタスクは作成もアップデートも行われません。公開中のエラーを回避できるよう、アーティファクトの名前を変更するか、別のワークスペースを選択する必要があります。
制約事項: Talend Cloudに公開するアーティファクトは400MBを超えないようにしてください。

手順

  1. [Repository] (リポジトリー)ツリービューで、ジョブ、ルート、またはデータサービスを右クリックして[Publish to Cloud] (クラウドに公開)を選択します。

    [Publish to Cloud] (クラウドに公開)ウィザードが表示されます。

    Webアプリケーションに対するアカウント認証で何らかの情報がStudioにない場合、デフォルトで[Preferences] (環境設定)ウィンドウが開き、不足している情報を追加できます。詳細は、Talend Cloud入門ガイドをご覧ください。

  2. [Publish With Version] (公開するバージョン)フィールドで、必要に応じてクラウドに公開するバージョンを変更します。
    いくつかのバージョンが使用可能な場合、このフィールドにはアーティファクトの最新バージョンが自動的に入力されます。[Last Cloud Version] (最新クラウドバージョン)フィールドに表示される最新バージョンよりも古いバージョンでアーティファクトを公開することはできません。
  3. [Workspace] (ワークスペース)を選択します。
  4. 対象製品:

    Cloud Big Data

    Cloud Big Data Platform

    Cloud Data Integration

    Cloud Data Management Platform

    [Export Artifact Screenshot] (アーティファクトのスクリーンショットをエクスポート)を選択し、ジョブデザインのキャプチャーをクラウドに公開します。
  5. 対象製品:

    Cloud API Services Platform

    Cloud Data Fabric

    Data Fabric

    次を選択します。
    オプション 説明
    [Export Artifact Screenshot] (エクスポートアーティファクトスクリーンショット) アーティファクトデザインのキャプチャーをクラウドに公開します。

    複数のデザインがあるため、SOAPデータサービスのスクリーンショットをクラウドに公開することはできません。

    [Update corresponding job task] (対応するジョブタスクをアップデート) ルートまたはデータサービスが公開済みの場合は、その中で使われているタスクをアップデートするよう選択できます。

    Talend Management Consoleでは、同じ名前で、アーティファクトと同じワークスペースにあるタスクのみがアップデートされます。

    変更を有効にするには、新しいアーティファクトのバージョンでタスクをデプロイする必要があります。

    注: 新しいバージョンを公開する時にジョブタスクを自動アップデートするには、Talend Management Consoleにある[Always use the latest available artifact version] (アーティファクトの最新バージョンを常に使用)オプションを有効にする必要があります。
    Prometheusメトリクスエンドポイントを有効化

    Prometheusメトリクスエンドポイントをマイクロサービスに構築し、ルートの実行、JVMメモリ、CPU 消費量などを監視します。デフォルトでは、この機能はすべてのJMX属性と値をPrometheusにブリッジします。Prometheusの詳細は、Prometheusのドキュメンテーションをご覧ください。

    注:
    • このオプションはルートにのみ適用されます。
    • このオプションは、Talendが提供するR2020-08以降のStudioマンスリーアップデートをインストールしている場合にのみ使用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  6. [Finish] (終了)をクリックします。
    デプロイメントの進行状況を示す情報バーが表示されます。
  7. オプション: アーティファクトの公開中にStudioでの作業を続行するには、[Run in Background] (バックグラウンドで実行)をクリックします。
    Studioの右下に進行状況バーが表示され、公開操作の完了した割合が示されます。進行状況バーアイコンをクリックして[Progress] (進行状況)ビューに詳細を表示します。

タスクの結果

アーティファクトを公開すると、公開を確認するメッセージが表示され、Webアプリケーションで作成された該当タスクを開くよう求められます。メッセージの[Open Task] (タスクを開く)をクリックし、Talend Management Console[Task Details] (タスクの詳細)ページでそのタスクを開きます。タスクにはアーティファクトと同じ名前が付けられます。