XMLレコードを完全に取得する - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-02-13
対象製品...

Data Fabric

MDM Platform

手順

  1. 最初のステップをクリックして[Step Specifications] (ステップ仕様)エリアを表示し、そこでステップパラメーターを定義します。
    注: [Step Specification] (ステップ仕様)エリアで[Disable] (無効化)チェックボックスをオンにすれば、開いているプロセスエディターで選択したステップをいつでも無効にできます。
  2. [Plugin name] (プラグイン名)リストからxsltを選択します。
    選択しているプラグインの説明が、[Plugin name] (プラグイン名)フィールドの上にあるボックスに表示されます。
    注: ボタンをクリックすると、プラグインとそのパラメーターの詳細を説明するダイアログボックスが表示されます。
  3. xsltプラグインは最初のステップであるため、入力変数を空のままにし、xml入力を選択してボタンをクリックし、テーブルに追加します。
    MDMサーバーでは_DEFAULT_というデフォルト変数を使用してパイプラインを開始します。
    ここでは、プラグインの入力パラメーターに変数をマッピングしながら、別の変数にプラグインの出力パラメーターをマッピングするとします。
  4. 出力パラメーター[text] (テキスト)を選択し、出力変数item_xmlを定義し、ボタンをクリックしてテーブルに追加します。
    注: ステップごとにいずれかのデフォルト変数を選択するか、直前のプラグインで定義した変数の1つを定義します。
  5. [Parameters] (パラメーター)エリアで、XSLT定義を次のように入力します。
    <xsl:stylesheet xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform"
    xmlns:mdm="java:com.amalto.core.plugin.base.xslt.MdmExtension" version="1.0">
    <xsl:output method="xml" indent="yes" omit-xml-declaration="yes" />
    <xsl:template match="/" priority="1">
    	<exchange>
    		<report> 
    			<xsl:copy-of select="Update"/> 
    		</report>
    		<item>
    			<xsl:copy-of select='mdm:getItemProjection(Update/RevisionID,Update/DataCluster,Update/Concept,Update/Key)'/>
    		</item>
    	</exchange>
    </xsl:template>
    </xsl:stylesheet>
    警告: テキストエディターで入力したテキストは、保存時にデフォルトでインデントされます。これにより、[Smart View] (スマートビュー)プロセスの作成時にHTMLのフォーマットなどで特定の問題が発生することがあります。必要であれば、[Auto-indent] (自動インデント)チェックボックスをオフにして、プロセスの保存時にテキストのインデントを無効にします。

タスクの結果

最初のステップでプロセスパイプラインが_DEFAULT_変数で開始し、そこには[Update Report] (アップデートレポート)が含まれています。_DEFAULT_のコンテンツが、text入力パラメーターによってこの最初のXSLTステップに送られます。XSLTステップは、getItemProjectionファンクションを使用して完全なXMLレコードを取得します。これは、XSLTで文字エンコーディングの競合が発生しないように、XMLサインをすべてエスケープすることが目的です。ステップの結果は出力パラメーターからitem_xml変数に送られます。これで、item_xmlをプロセスパイプラインの次のステップに送る準備が整いました。