トレースデバッグモードでジョブを実行 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-02-13

この機能によって、Talend StudioIntegrationパースペクティブでジョブを実行する時にデータ処理を監視できます。

コンポーネントの動作が行ごとに表示され、デザインワークスペースの[Row] (行)リンクの横にダイナミックな結果が表示されます。

この機能によって、デバッグモードに切り替えることなく、ジョブの全コンポーネントを監視できるため、Javaの高度な知識は必要ありません。

トレース機能で、処理された行のコンテンツがテーブルに表示されます。

注:

設計に含まれていないためにこの機能を提供できない外部コンポーネントでは、例外が発生します。

[Traces] (トレース)の有効化と無効化を切り替えられるほか、現在のジョブの起動時にデザインワークスペースに表示されるトレーステーブルに、処理されたカラムのどれを表示させるか決定できます。

ジョブでトレースモードを有効にするには、次の手順に従います。

  1. [Run] (実行)ビューをクリックします。

  2. [Debug Run] (デバッグ実行)タブをクリックし、デバッグ実行モードやトレース実行モードにアクセスします。

  3. [Java Debug] (Javaデバッグ)ボタンの下向き矢印をクリックし、[Traces Debug] (トレースデバッグ)オプションを選択します。ジョブの各フローの下にアイコンが表示され、処理の監視が有効になったことが示されます。

  4. [Traces Debug] (トレースデバッグ)をクリックし、トレースモードでジョブを実行します。

ジョブのいずれかのフローでトレースを無効にするには、次の手順に従います。

  1. 該当するフローの下にある[Traces] (トレース)アイコンを右クリックします。

  2. リストで[Disable Traces] (トレースの無効化)を選択します。アイコン上の赤の[-]記号が緑の[+]記号に変わり、このフローで[Traces] (トレース)モードが無効になったことが示されます。

[Traces] (トレース)テーブルに表示する処理データのカラムを選択するには、以下のようにします:

  1. 該当するフローの[Traces] (トレース)アイコンを右クリックし、リストから[Setup Traces] (トレースのセットアップ)を選択します。[Setup Traces] (トレースのセットアップ)ダイアログボックスが開きます。

  2. ダイアログボックスで、[Traces] (トレース)テーブルに表示しないカラムのチェックボックスをオフにします。

  3. OKをクリックしてダイアログボックスを閉じます。

    データ処理の監視はジョブの実行時に開始され、実行の最後に終了します。

    表示されている監視情報をクリアするには、[Debug Run] (デバッグ実行)タブで[Clear] (クリア)ボタンをクリックします。