ローカルのTalend Runtimeテストコンテナーでルートまたはデータサービスジョブを実行 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-03-20
対象製品...

Cloud API Services Platform

Cloud Data Fabric

Data Fabric

Data Services Platform

ESB

MDM Platform

Real-Time Big Data Platform

警告:

この機能は、Talendが提供するR2021-02 Studioマンスリーアップデートより非推奨になりました。詳細は管理者にお問い合わせください。

ローカルにインストールされているTalend Runtimeも使用できますが、Talend Studio外の場合に限られます。

ローカルのTalend Runtimeをインストールする方法の詳細は、インストールガイドをご覧ください。

ルートやデータサービスをOSGiバンドルとしてビルドし、Talend Runtimeコンテナーにデプロイする方法については、ジョブをESB用のOSGIバンドルとしてビルドをご覧ください。

Talend Studioでは、OSGIランタイム環境内でルートとデータサービスジョブを容易にテストできるように、Studio内でローカルのTalend Runtimeをセットアップできます。

テストランタイムをセットアップするには、以下のようにします:

  1. [Preferences] (環境設定)ダイアログボックスを開きます。

  2. ツリービューで[Talend] > [Run/Debug] (実行/デバッグ) > [ESB Runtime]とクリックし、該当するビューを表示します。

  3. ローカルの Runtimeを使用するために、[ESB Studio Runtime]Talendチェックボックスがデフォルトでオンになっています。このチェックボックスをオフにすると、ローカルランタイムではなく、ルートまたはデータサービスジョブがStudioで実行されます。

    このオプションはルートおよびデータサービスジョブでのみ使用できます。

  4. [Connection Information] (接続情報)エリアで[Add Server...] (サーバーの追加...)ボタンをクリックして、[Add ESB Runtime Server] (ESB Runtimeサーバーの追加)ウィザードを表示します。

  5. 次のうちの1つを選んで、使用するランタイムを選択します。
    • 使用するランタイムコンテナーが準備済みの場合は、[Use an existing local Talend Runtime Container (ESB OSGI Container)] (既存のローカルTalend Runtimeコンテナー(ESB OSGIコンテナー)を使用)を選択します。Talend Runtimeホームまで移動するか、またはそのパスを入力し、[Finish] (終了)をクリックします。このパスは、[ESB Runtime]ビューの[Location] (ロケーション)フィールドに入力されています。ランタイムコンテナーのパスを[Location] (ロケーション)フィールドに入力することもできます。

    • 新しいTalend Runtimeアーカイブを使用する場合は、[Install the Runtime container from Talend Runtime (ZIP) or Talend ESB (ZIP)] (ランタイムコンテナーをTalend Runtime (ZIP)またはTalend ESB (ZIP)からインストールする)を選択します。Talend RuntimeまたはTalend ESB zipファイルまで移動するか、またはそのパスを入力します。ローカルランタイムは、[default target folder] (デフォルトのターゲットフォルダー) (<Studio_Home>/esb/container)か、または[custom target folder] (カスタムターゲットフォルダー)のどちらか好きな方にインストールできます。[Finish] (終了)をクリックし、ウィザードを閉じます。ランタイムサーバーが、選択したターゲットフォルダーに抽出されます。このターゲットパスは、[ESB Runtime]ビューの[Location] (ロケーション)フィールドに入力されています。

    すべてのESBバンドルを開始し、セキュリティーサービスの JAAS認証ハンドラーを使用し、ランタイムコンテナーでActiveMQブローカーを起動するために、<LocalRuntimeContainerPath>\scriptsフォルダーに初期化スクリプトファイルinitlocal.shが作成されます。必要に応じてスクリプトを変更することもできます。

    tesb:start-all
    tesb:switch-sts-jaas
    feature:install activemq-broker
  6. [ESB Runtime]ビューで[Initialize...] (初期化...)ボタンをクリックしてランタイムサーバーを開始し、OSGIバンドルをインストールします。

    <LocalRuntimeContainerPath>trunファイルを使用してランタイムサーバーを起動することもできます:

    • bin\trun.bat (Windows)

    • bin\trun (UNIX)

  7. [ESB Runtime]ビューで、[Filter system logs] (システムログをフィルタリングする)チェックボックスをオンにすると、ルートの実行中にApache Karafログ情報が表示されず、ローカルランタイムサーバーにデータサービスジョブが表示されません。

  8. [OK]をクリックして[Preferences] (環境設定)ダイアログボックスを閉じます。

    このビューで[ESB Studio Runtime] オプションを有効または無効にすると、変更を保存する前に、コンテナーの設定でESBアーティファクトのすべてのエディターを閉じる必要があります。

ランタイムサーバーを追加すると、ローカルランタイムで、テストを目的にルートまたはデータサービスジョブを実行できます。

  1. Talend Studioデザインワークスペースの[Run] (実行)ビューに移動します。

  2. 通常どおりに[Basic Run] (基本実行)タブで[Run] (実行)ボタンをクリックして、現在のルートまたはデータサービスジョブをデプロイし、実行します。

ランタイムサーバーはランタイムコンソールから停止します。

  1. [Window] (ウィンドウ) > [Show View] (ビューを表示)とクリックし、デザインワークスペースの[Console] (コンソール)ビューを表示します。

  2. [Console] (コンソール)ビューでボタンをクリックし、リストから[ESB Runtime]を選択して、ESB Runtimeコンソールを表示します。コンソールでランタイムコマンドを実行できます。

  3. ランタイムサーバーを停止するには、コンソールビューでをクリックします。ランタイムサーバーを再び開始するには、をクリックします。

    Studio内にあるローカルのTalend Runtimeが有効の場合、ルートまたはデータサービスジョブが実行中であれば、ランタイムサーバーはダウンしていても自動的に起動します。