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検証のトリガーとタイプの選択

手順

  1. この手順では、ルールをトリガーするアクションを次の中から選択できます。
    • [On select] (選択時)

    • [On insert] (挿入時)

    • [On update] (アップデート時)

    • [On delete] (削除時)

    情報メモ注: ルールトリガーのオプションによっては、チェックしたメタデータのタイプに基づいて無効になることがあります。たとえばメタデータがファイルの場合、アップデートや削除によるトリガーは適用されません。
    サポートされている(有効な)オプションの完全なリストは、次のテーブルをご覧ください。

    メタデータ項目

    [On select] (選択時)

    [On insert] (挿入時)

    [On update] (アップデート時)

    [On delete] (削除時)

    [Database Table] (データベーステーブル)

    有効

    有効

    有効

    有効

    [Database View] (データベースビュー)

    有効

    -

    -

    -

    [Database Synonym] (データベースシノニム)

    有効

    -

    -

    -

    SAP

    有効

    -

    -

    -

    [File Delimited] (区切り付きファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    [File Positional] (固定長ファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    [File RegEx] (正規表現ファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    [File XML] (XMLファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    [File Excel] (Excelファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    [File LDIF] (LDIFファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    LDAP

    有効

    有効

    有効

    有効

    Salesforce

    有効

    有効

    有効

    有効

    [Generic Schema] (ジェネリックスキーマ)

    -

    -

    -

    -

    HL7

    有効

    -

    -

    -

    Talend MDM

    有効

    有効

    有効

    有効

    WSDL

    有効

    -

    -

    -

    以上のリストに記載のないメタデータについては、検証ルールがサポートされていません。
    [On select] (選択時)トリガーを選択する場合は、検証ルールをジョブデザインの入力コンポーネントに適用します。[On insert] (挿入時)[On update] (アップデート時)、[On delete] (削除時)のいずれかのトリガーを選択する場合は、出力コンポーネントに適用します。
    また、実行する検証のタイプも選択できます。
    • 参照整合性の検証ルール - 参照データに対してデータをチェックします。

    • 基本的制限の検証ルール - 選択されたフィールドの値の有効性を基本条件でチェックします。

    • カスタムコードの検証ルール - Javaベース、またはSQLベースの条件を指定できます。

  2. 参照ルール、基本ルール、カスタムルールの中から作成するルールを選びます。
    参照ルール: 参照整合性チェックの検証ルールを作成するには、次の手順に従います。
    1. [Trigger time settings] (トリガー日時設定)エリアで、検証をトリガーするアクションに応じたオプションを選択します。ここでは[On insert] (挿入時)オプションおよび[On update] (アップデート時)オプションを選択しているため、挿入またはアップデートのアクションが実行された時にデータがチェックされます。
    2. [Rule type settings] (ルールタイプ設定)エリアで、適用する検証のタイプとして[Reference] (参照)[Basic Value] (基本値)[Custom check] (カスタムチェック)のいずれかを選択します。参照でデータをチェックする場合は、[Reference Check] (リファレンスチェック)を選択します。
    3. [Next] (次へ)をクリックします。
    4. このステップでは、参照として使用するデータベーススキーマを選択します。
    5. [Next] (次へ)をクリックします。
    6. [Source Column] (ソースカラム)リストで、チェックするカラムの名前を選択し、比較の対象とする[Target column] (ターゲットカラム)にドラッグします。
    7. [Next] (次へ)をクリックし、リジェクトデータを処理する方法を定義します。
    基本ルール: 基本チェックの検証ルールを作成するには、次の手順に従います。
    1. [Trigger time settings] (トリガー日時設定)エリアで、検証をトリガーするアクションに応じたオプションを選択します。ここでは[On Select] (選択時)オプションを選択しているため、データが読み取られた時にチェックが実行されます。
    2. [Rule type settings] (ルールタイプ設定)エリアで、適用する検証のタイプとして[Reference] (参照)[Basic Value] (基本値)[Custom check] (カスタムチェック)のいずれかを選択します。データの基本チェックを作成する場合は、[Basic Value Check] (基本値チェック)を選択します。
    3. [Next] (次へ)をクリックし、次のステップに進みます。
    4. [Conditions] (条件)テーブルの下部にある[+]ボタンをクリックし、必要な数だけ条件を追加します。その後、選択した条件を[And][Or]を使って組み合わせます。ここで、電話番号フィールドが空のものは無視するので、空でないデータと次の2つの条件を追加しました。空でないデータとNULLでないデータを取得するよう2つの条件を追加しました。
    5. [Next] (次へ)をクリックし、リジェクトデータを処理する方法を定義します。
    カスタムルール: カスタムの検証ルールを作成するには、次の手順に従います。
    1. [Trigger time settings] (トリガー日時設定)エリアで、検証をトリガーするアクションに応じたオプションを選択します。ここでは[On Select] (選択時)オプションを選択しているため、データが読み取られた時にチェックが実行されます。
    2. [Rule type settings] (ルールタイプ設定)エリアで、適用する検証のタイプとして[Reference] (参照)[Basic Value] (基本値)[Custom check] (カスタムチェック)のいずれかを選択します。データのカスタムチェックを作成する場合は、[Custom Check] (カスタムチェック)を選択します。
    3. [Next] (次へ)をクリックします。
    4. このステップでは、Java条件をテキストボックスに直接入力するか[Expression Editor] (式エディター)をクリックして[Expression Builder] (式ビルダー)を開き、Java条件を作成します。input_row.columnname (columnnameはスキーマのカラムの名前)を使い、入力カラムと一致するようにします。上の画面の場合、idStateカラムの値が0より大きく51より小さければデータが渡されます。式ビルダーの詳細は、式を使って作業 (英語のみ)をご覧ください。
    5. [Next] (次へ)をクリックし、リジェクトデータを処理する方法を定義します。

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