検証のトリガーとタイプの選択 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-02-13
対象製品...

Big Data

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手順

  1. この手順では、ルールをトリガーするアクションを次の中から選択できます。
    • [On select] (選択時)

    • [On insert] (挿入時)

    • [On update] (アップデート時)

    • [On delete] (削除時)

    注: ルールトリガーのオプションによっては、チェックしたメタデータのタイプに基づいて無効になることがあります。たとえばメタデータがファイルの場合、アップデートや削除によるトリガーは適用されません。
    サポートされている(有効な)オプションの完全なリストは、次のテーブルをご覧ください。

    メタデータ項目

    [On select] (選択時)

    [On insert] (挿入時)

    [On update] (アップデート時)

    [On delete] (削除時)

    [Database Table] (データベーステーブル)

    有効

    有効

    有効

    有効

    [Database View] (データベースビュー)

    有効

    -

    -

    -

    [Database Synonym] (データベースシノニム)

    有効

    -

    -

    -

    SAP

    有効

    -

    -

    -

    [File Delimited] (区切り付きファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    [File Positional] (固定長ファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    [File RegEx] (正規表現ファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    [File XML] (XMLファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    [File Excel] (Excelファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    [File LDIF] (LDIFファイル)

    有効

    有効

    -

    -

    LDAP

    有効

    有効

    有効

    有効

    Salesforce

    有効

    有効

    有効

    有効

    [Generic Schema] (ジェネリックスキーマ)

    -

    -

    -

    -

    HL7

    有効

    -

    -

    -

    対象製品:

    Big Data

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    ESB

    MDM Platform

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    Talend MDM

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    有効

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    有効

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    有効

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    有効

    WSDL

    有効

    -

    -

    -

    以上のリストに記載のないメタデータについては、検証ルールがサポートされていません。
    [On select] (選択時)トリガーを選択する場合は、検証ルールをジョブデザインの入力コンポーネントに適用します。[On insert] (挿入時)[On update] (アップデート時)、[On delete] (削除時)のいずれかのトリガーを選択する場合は、出力コンポーネントに適用します。
    また、実行する検証のタイプも選択できます。
    • 参照整合性の検証ルール - 参照データに対してデータをチェックします。

    • 基本的制限の検証ルール - 選択されたフィールドの値の有効性を基本条件でチェックします。

    • カスタムコードの検証ルール - Javaベース、またはSQLベースの条件を指定できます。

  2. 参照ルール、基本ルール、カスタムルールの中から作成するルールを選びます。
    参照ルール: 参照整合性チェックの検証ルールを作成するには、次の手順に従います。
    1. [Trigger time settings] (トリガー日時設定)エリアで、検証をトリガーするアクションに応じたオプションを選択します。ここでは[On insert] (挿入時)オプションおよび[On update] (アップデート時)オプションを選択しているため、挿入またはアップデートのアクションが実行された時にデータがチェックされます。
    2. [Rule type settings] (ルールタイプ設定)エリアで、適用する検証のタイプとして[Reference] (参照)[Basic Value] (基本値)[Custom check] (カスタムチェック)のいずれかを選択します。参照でデータをチェックする場合は、[Reference Check] (リファレンスチェック)を選択します。
    3. [Next] (次へ)をクリックします。
    4. この手順では、参照として使用するデータベーススキーマを選択します。
    5. [Next] (次へ)をクリックします。
    6. [Source Column] (ソースカラム)リストで、チェックするカラムの名前を選択し、比較の対象とする[Target column] (ターゲットカラム)にドラッグします。
    7. [Next] (次へ)をクリックし、リジェクトデータを処理する方法を定義します。
    基本ルール: 基本チェックの検証ルールを作成するには、次の手順に従います。
    1. [Trigger time settings] (トリガー日時設定)エリアで、検証をトリガーするアクションに応じたオプションを選択します。ここでは[On Select] (選択時)オプションを選択しているため、データが読み取られた時にチェックが実行されます。
    2. [Rule type settings] (ルールタイプ設定)エリアで、適用する検証のタイプとして[Reference] (参照)[Basic Value] (基本値)[Custom check] (カスタムチェック)のいずれかを選択します。データの基本チェックを作成する場合は、[Basic Value Check] (基本値チェック)を選択します。
    3. [Next] (次へ)をクリックし、次の手順に進みます。
    4. [Conditions] (条件)テーブルの下部にある[+]ボタンをクリックし、必要な数だけ条件を追加します。その後、選択した条件を[And][Or]を使って組み合わせます。ここで、電話番号フィールドが空のものは無視するので、空でないデータと次の2つの条件を追加しました。空でないデータとNULLでないデータを取得するよう2つの条件を追加しました。
    5. [Next] (次へ)をクリックし、リジェクトデータを処理する方法を定義します。
    カスタムルール: カスタムの検証ルールを作成するには、次の手順に従います。
    1. [Trigger time settings] (トリガー日時設定)エリアで、検証をトリガーするアクションに応じたオプションを選択します。ここでは[On Select] (選択時)オプションを選択しているため、データが読み取られた時にチェックが実行されます。
    2. [Rule type settings] (ルールタイプ設定)エリアで、適用する検証のタイプとして[Reference] (参照)[Basic Value] (基本値)[Custom check] (カスタムチェック)のいずれかを選択します。データのカスタムチェックを作成する場合は、[Custom Check] (カスタムチェック)を選択します。
    3. [Next] (次へ)をクリックします。
    4. この手順では、Java条件をテキストボックスに直接入力するか[Expression Editor] (式エディター)をクリックして[Expression Builder] (式ビルダー)を開き、Java条件を作成します。input_row.columnname (columnnameはスキーマのカラムの名前)を使い、入力カラムと一致するようにします。上の画面の場合、idStateカラムの値が0より大きく51より小さければデータが渡されます。式ビルダーの詳細は、式を使って作業をご覧ください。
    5. [Next] (次へ)をクリックし、リジェクトデータを処理する方法を定義します。