スキーマによってBigDecimal型数値の精度を設定 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-02-13

このタスクについて

スキーマで対応するカラムの精度を設定することで、BigDecimal型の数値を任意の精度(つまり小数点以下の桁数)で表示させることができます。スキーマカラムがBigDecimal型で精度が設定されている場合、カラム内の数値はHALF_UPモードで四捨五入されます。

次のジョブでは、同じ数値が異なる精度で表示されます。次のステップに従い、ジョブを設定して実行します。

手順

  1. Talend Studioを起動し、空の標準ジョブを作成します。
  2. [Palette] (パレット)からtFixedFlowInputとtLogrowをワークスペースにドラッグ&ドロップします。
  3. [Row] (行) > [Main] (メイン)接続を使用して2つのコンポーネントを接続します。
  4. tFixedFlowInputコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
    1. [Edit schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックしてスキーマエディターを開き、異なる精度設定を持つBigDecimal型のカラムを4つ追加します。
    2. [Use Single Table] (単一テーブルを使用)オプションを選択し、4つのカラムに同じ値を入力します。この例ではnew BigDecimal("123456.9876")と入力します。
    3. 他のオプションはそのままにしておきます。
  5. tLogRowコンポーネントをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
    1. [Sync columns] (カラムを同期)をクリックし、コンポーネントのスキーマをtFixedFlowInputコンポーネントのスキーマと同期させます。
    2. [Table (print values in cells of a table)] (テーブル(テーブルのセルの出力値))を選択します。
    3. 他のオプションはそのままにしておきます。
  6. F6を押してジョブを実行します。

    次の実行結果ではスキーマの精度設定に従って数値が四捨五入されているのがわかります。