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AS/400向けの再実行/アーカイブログモードのCDCを設定

AS/400 [Redo/Archive log] (再実行/アーカイブログ)モードの場合、Studio TalendはAS/400専用のRUNCDCプログラムを実行することで、ジャーナルとレシーバーの読み取りと分析、ソーステーブルからの変更情報の抽出、ソーステーブルと同じ名前であることに基づくCDCライブラリーでのCDCテーブルの作成、CDCテーブル(変更テーブル)のアップデート、変更に関するクエリーの作成を行います。ソーステーブルの長い名前と短い名前の両方が使用されますが、CDCテーブルの命名には短い名前のみが使用されます。

RUNCDCのデフォルトモードがDETACHEDにされている場合、tAS400CDCコンポーネントは分離されたジャーナルだけを読み取ります。このコマンドCHGJRN JRN(<Source_library_name>/<Journal_name>) JRNRCV(*GEN)は、古いレシーバーをジャーナルから分離し、新しいレシーバーをジャーナルに装着して、最新の変更を取得できるようにするために使われます。続いて、tAS400CDCコンポーネントを実行する前にAS/400システムでこのコマンドを実行するよう推奨されます。また、tAS400CDCコンポーネントを介してカスタムFTPコマンドを使い、このプロセスを自動化することもできます。詳細は、AS/400ジャーナルモードで変更されたデータを抽出 (英語のみ)をご覧ください。

Studio Talendはジャーナルを自動的に作成、変更、削除するわけではなく、AS/400システムのユーザーまたは管理者が会社のポリシーに応じて提供できるジャーナルとレシーバーに基づいてCDCプロセスを実行するだけです。このため、古いレシーバーは、そのレシーバーに記録された情報が失われないように、それを削除する前に必ずRUNCDCによって処理してください。

情報メモ警告:
  • RUNCDCプログラムの実行中はAS/400システムでデータを複製しないようにしてください
  • CHGJRNコマンドではDLTRCV(*YES)パラメーターを使わないようにしてください。このパラメータを使うと、ジャーナルの分離後、分離されたレシーバーがすべて削除され、RUNCDCプログラムがログを読み取れなくなってしまいます。

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