ジョブまたはルートの実行中にJVMリソースの使用状況を表示 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-02-13

このタスクについて

Talend Studio[Run] (実行)ビューにある[Memory Run] (メモリ実行)垂直タブでは、ジョブまたはルートの実行中のJVMリソースの使用状況(メモリ消費量やホストCPU使用率など)をリアルタイムで監視できます。そのため、リソースの使用率が高すぎるためにTalend Studioのパフォーマンスが低下している場合は適切な措置(JVMに割り当てるメモリを増やす、不要なジョブまたはルートを停止するなど)を講じることができます。

ジョブまたはルートの実行時にJVMリソースの使用状況を監視するには、以下のようにします:

手順

  1. ジョブまたはルートを開きます。
    [Run] (実行)ビューで[Memory Run] (メモリ実行)タブをクリックします。
  2. [Run] (実行)をクリックしてジョブまたはルートを実行します。
    [Basic Run] (基本実行)タブからジョブやルートを開始した後でも、[Memory Run] (メモリ実行)タブの[Run] (実行)をクリックすれば、ジョブやルートによるJVMリソースの使用状況をいつでも監視できます。
    Studioコンソールには、ジョブまたはルート実行中のJVMヒープ使用量とCPU使用率をそれぞれ示す曲線グラフが表示されます。該当するしきい値に達すると、[Job execution information] (ジョブ実行情報)エリアに警告メッセージが赤で表示されます。
  3. ジョブまたはルート実行中の特定の時点で使用されたリソースに関する情報を表示するには、該当するグラフのその時点にマウスを合わせます。マウスポインターを移動するグラフに応じて、割り当てられたヒープサイズ、90%のヒープしきい値、70%のヒープしきい値、またはCPU使用率に関するその時点での情報を表示できます。
  4. ガベージコレクターを特定の間隔で実行するには、[With Garbage Collector pace set to] (ガベージコレクターのペース設定)チェックボックスをオンにして、間隔を秒単位で指定します。ガベージコレクターは指定した間隔で自動的に実行されます。
    ガベージコレクターを直ちに1回実行するには、[Trigger GC] (GCをトリガー)ボタンをクリックします。
  5. ログ情報をテキストファイルにエクスポートするには、[Export] (エクスポート)ボタンをクリックし、ログを保存するファイルを選択します。
  6. ジョブを停止するには、[Kill] (強制終了)ボタンをクリックします。