Talend Studioには、実行時にロギングできるApacheロギングユーティリティのLog4jが含まれています。コンポーネント内でLog4jロガーを有効または無効にすることや、log4jの設定をプロジェクトに関してグローバルにカスタマイズすることが可能です。
ⓘ対象製品:
Big Data
Big Data Platform
Cloud Big Data
Cloud Big Data Platform
Cloud Data Fabric
Data Fabric
Real-Time Big Data Platform
警告: Log4j2のセキュリティ問題に対処できるよう、Azure SynapseディストーションまたはHD Insight 4.0ディストリビューションでSpark BatchジョブとSpark Streaming ジョブを実行する場合は、コンポーネント内のLog4jロガーを必ず無効にしてください。ジョブが失敗しないよう、の[Log4j] ビューで、[Activate log4j in components] (コンポーネントでlog4jを有効にする)チェックボックスをオフにしてください。
手順
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Studioのメインウィンドウのツールバーで
をクリックするか、メニューバーでとクリックして[Project Settings] (プロジェクト設定)ダイアログボックスを開きます。
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ダイアログボックスのツリービューで[Log4j]ノードをクリックし、[Log4j]ビューを開きます。
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log4j機能を有効にするには、[Activate log4j in components] (コンポーネントでlog4jを有効にする)チェックボックスをオンにします。
デフォルトでは、プロジェクトが作成された時にLog4j機能が有効化され、Log4j 2が有効になります。
Log4j 1しかサポートしていないTalend 7.2以前のバージョンからプロジェクトがインポートされた場合は、[Log4j version] (Log4jバージョン)ドロップダウンリストで、非推奨であるLog4jがデフォルトで選択されています。Log4jバージョンを変更すると、プロジェクトのPOMファイルがすべて同期化されます。
ⓘ対象製品:
Cloud API Services Platform
Cloud Big Data
Cloud Big Data Platform
Cloud Data Fabric
Cloud Data Integration
Cloud Data Management Platform
Data Fabric
注: ジョブをTalend Cloudにデプロイする必要がある場合、Log4j 2の使用で Talend Remote Engine 2.8.1 以降が必要です。
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必要であれば、[Log4j template] (Log4jテンプレート)エリアでXML命令を変更してLog4jのグローバル設定を変更します。