ワークフロー(非推奨) - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
対象製品...

Data Fabric

MDM Platform

7.3.1 R2021-06リリース以降、Talend MDM Bonita BPM Integrationは非推奨となっています。代替方法として、次のコンポーネントとサービスを使用できます。
  • Data Integration BonitaのコンポーネントであるtBonitaDeployとtBonitaInstantiateProcess
  • お使いのBonitaインスタンスに接続しているAPIサービス
注: Data Integration BonitaのコンポーネントであるtBonitaDeployとtBonitaInstantiateProcessには変更はありません。
これからのMDM Bonita BPM Integrationに関する質問があれば、Talendサポートにお問い合わせください。

Talend Studioには、ワークフローを定義し、レイアウトし、グラフィック形式で共有できるBPMパースペクティブが実装されています。このパースペクティブで、ワークフローの完了に必要なステップ、順序を定義できます。

Talend Studioには、ワークフローを簡単に作成できるワークフローウィザードが提供されています。

警告:

Studioでワークフローを使用する前に、[Additional Talend Packages] (Talend追加パッケージ)ダイアログボックスで [Talend MDM - Bonita BPM Integration (Required)] (Talend MDM - Bonita BPM Integration (必須))オプションを選択して、BPMパッケージがインストール済みであることをご確認ください。

詳細は、Talend Data Fabricインストールガイドに追加のTalendパッケージのインストールに関するセクションをご覧ください。

mdm_context変数を使ってレコードの値を読み書きする際は、タスクを割り当てられている現行ユーザーに対し、デフォルトで権限チェックが行われます。

  • 人間が行わないタスク: 関連付けられたユーザーがいないため、mdm_context変数を使ってレコードの値を直接読み書きする際は次の操作が可能です:
    • setBypassSecurityメソッドを使ってセキュリティチェックをバイパスします。次の2行の間にコードを入力し、セキュリティチェックをいったん無効にしてまた有効にします。
      mdm_context.setBypassSecurity(true); // disabling
      ...
      mdm_context.setBypassSecurity(false); // enabling again

      または

    • setUpdateUserメソッドを使い、アクションの読み書きを行う前に有効なユーザーを設定します。その後、権限チェックをバイパスせずに現行ユーザーをなしにリセットします。
      mdm_context.setUpdateUser("username"); // specify a given user as the current one
      ....
      mdm_context.setUpdateUser(null); // reset the current user to nothing
  • 人間が行うタスク:
    • mdm_context変数を使って処理の読み書きを行う際、値の読み書き権限の認証には、タスクを割り当てられている現行ユーザーが自動的に使用されます。別のユーザーを使用する場合は、setUpdateUserメソッドを使って上書きできます。
    • 処理外(ローカル変数で割り当てられているユーザーがいないなど)の場合は、人間が行わないタスクと同様です。

ワークフローが作成されたら、Talend StudioMDMパースペクティブに直接デプロイできます。続いて、ワークフローをベースとするプロセスを生成し、特定のビジネスエンティティ内でマスターデータレコードに対して人手またはマシンによる介入を開始できます。ワークフロープロセスを使用してマスターデータをアップデートする場合は、ユーザーに特定のセキュリティアクセス権を設定することもできます。

注: 保存前のプロセスを開始し、データレコードの検証が失敗した場合、Talendコネクター経由のレコードアップデートオペレーションは何の表示もなく失敗します。

Studioの一部であるBPMパースペクティブで作成されたワークフローをすべてエクスポートできます。または、MDMパースペクティブで必要に応じてリポジトリー項目をエクスポートできます。一方で、BPMパースペクティブ内のファイル、またはMDMパースペクティブ内のMDMサーバーおよびZIPファイルから、ワークフローをインポートできます。