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tUniservRTPostの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtUniservRTPostを設定するために使われます。

標準tUniservRTPostコンポーネントは、データクオリティファミリーに属しています。

基本設定

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[Host name] (ホスト名)

二重引用符で囲まれたサーバーホスト名。

[Port] (ポート)

二重引用符で囲まれたサーバーのリスニングポート番号。

サービス

サービス名はデフォルトで"post"です。必要に応じて(サービスサフィックスなどにより)新しい名前を二重引用符で囲んで入力します。

[Use rejects] (リジェクトを使用)

[rejects] (リジェクト)接続を介して不完全な住所を収集するには、このチェックボックスをオンにします。通常、これらは郵便結果クラス5の住所です。結果クラスの有効な値は1-5です。値は二重引用符で囲む必要があります。

このチェックボックスがオフの場合、不完全な住所は [Main] (メイン)接続を介して出力されます。

チェックボックスがオンになっているのに[rejects] (リジェクト接続が作成されていない場合、不完全な住所は単にリジェクトされます。

[Use File for ambiguous results] (不明確な結果にファイルを使用)

チェックボックスをオンにして、選択リストを書き込むファイルを定義します。

住所を明確に修正できない場合は、選択リストが作成されます。

このリストは、[AMBIGUITY] (不明確な点)接続を介してさらに処理できます。すべての候補の結果は、この接続を介して実行されます。この接続のスキーマは、サービス'post'の分解された選択リストの引数で事前初期化されています。

詳細設定

[Uniserv Parameters] (Uniservパラメーター)

このチェックボックスをオンにして、対応するパラメーターを定義します。詳細は、UniservのユーザーマニュアルInternational Postal Frameworkをご覧ください。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブおよびコンポーネントレベルでログデータを収集できます。

["Full address" selection list] ("Full address"選択リスト)

すべてのカラムを選択するには、チェックボックス[Display] (表示)をオンにします。または、特定のカラムの横にあるチェックボックスをオンにして、それだけを表示します。

このオプションは、不明確な住所のファイルの内容を制御します。選択されたカラムのみがファイルに書き込まれます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

tUniservRTPostは入力セットを必要とします。次に、その郵便検証がチェックされます。明確な結果の場合、修正されたセットは[Main] (メイン)接続を介して出力されます。住所が不明確な場合、候補は[Ambiguity] (不明確な点)接続を介して出力されます。住所が見つからなかった場合は、[Rejects] (リジェクト)接続を介して渡されます。

制限事項

tUniservRTPostを使うには、UniservソフトウェアのInternational Postal Frameworkと必要なポストサーバーをインストールしてください。

 

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