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tAdvancedFileOutputXMLの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtAdvancedFileOutputXMLを設定するために使われます。

標準tAdvancedFileOutputXMLコンポーネントは、ファイルファミリーとXMLファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[Property type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

 

[Built-in] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。

 

[Repository] (リポジトリー): プロパティを保存するリポジトリーファイルを選択します。以下のフィールドは、取得されたデータを使用して事前に入力されています。

[Use Output Stream] (出力ストリームを使用)

このチェックボックスを選択すると、目的のデータフローが処理されます。これを選択すると、[Output Stream] (出力ストリーム)フィールドが表示され、目的のデータフローを入力できます。

対応する代表変数により、コンポーネントでデータを取得できるようにするには、処理するデータフローを追加する必要があります。

この変数はStudioで事前に定義されているか、このコンポーネントと共に使用されているコンテキストまたはコンポーネントによって提供されている可能性があります。 それ以外の場合は、手動で変数を定義し、ジョブの設計に従って使用できます(たとえば、tJavaまたはtJavaFlexを使用)。

手入力の手間を省くため、変数が適切に定義されることを確認する必要があるものの、予測変換リスト([Ctrl] + [Space])から目的の変数を選択して、現在のフィールドに入力できます。

ストリームの使用方法は、ストリーミングモードでのリモートファイルからのデータの読み取りをご覧ください。

[File name] (ファイル名)

出力ファイルや使用する変数の名前またはパス。

[Use Output Stream] (出力ストリームを使用)チェックボックスをオンにすると、このフィールドは使用できなくなります。

ジョブで変数を定義して使用する方法は、 Studio Talend ユーザーガイドをご覧ください。

Configure XML tree (XMLツリーの設定)

XMLマッピングの設定に役立つ専用インターフェイスを開きます。インターフェイスの詳細は、XMLツリーを定義をご覧ください。

[Schema] (スキーマ)および[Edit Schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは組み込みか、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

 

[Built-in] (組み込み): このコンポーネントに対してのみ作成されたスキーマがローカルに保管されます。関連項目: Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。

 

[Repository] (リポジトリー): 既存のスキーマがリポジトリーに保管されているので、さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。関連項目: Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。

[Sync columns] (カラムを同期)

クリックすると、出力ファイルのスキーマと入力ファイルのスキーマが同期されます。同期機能は、Row接続がOutputコンポーネントにリンクされた場合にのみ表示されます。

Append the source xml file (ソースxmlファイルの追加)

このチェックボックスをオンにすると、ソースXMLファイルの最後に新しい行が追加されます。

Generate compact file (コンパクトファイルの生成)

このチェックボックスをオンにすると、空のスペースまたは行区切りのないファイルが生成されます。すべてのエレメントが一意の行に表示されるため、かなりのファイルサイズの削減になります。

Include DTD or XSL (DTDまたはXSLを含める)

このチェックボックスをオンにすると、DOCTYPE宣言の追加、ルートエレメント、アクセスパス、およびDTDファイルの指定、使用するスタイルシートの種類(XSLの種類など)を示す処理命令の追加、アクセスパスやファイル名の入力ができます。

詳細設定

[Split output in several files] (出力を複数のファイルに分割)

XMLファイルの出力が大きい場合は、特定の行数ごとにファイルを分割できます。

Trim data (データのトリミング)

このチェックボックスは、dom4j生成モードを使用する場合に有効になります。このチェックボックスをオンにすると、XMLエレメントの値の先頭または末尾の空白をトリミングできます。

Create directory only if not exists (存在しない場合にのみディレクトリーを作成)

このチェックボックスは、デフォルトで選択されています。必要に応じて、出力XMLファイルを保持するディレクトリーが作成されます。

Create empty element if needed (必要に応じて空のエレメントを作成)

このボックスは、デフォルトで選択されています。XMLノードに関連付けられているカラムがない場合、このオプションにより予想されるタグの代わりにオープン/クローズタグが作成されます。

Create attribute even if its value is NULL (値がNULLの場合でも属性を作成)

このチェックボックスをオンにすると、値がNULLでも関連入力カラムのXMLタグ属性が生成されます。

Create attribute even if it is unmapped (マッピングされていない場合でも属性を作成)

このチェックボックスをオンにすると、マッピングされていない場合でも関連入力カラムのXMLタグ属性が生成されます。

Create associated XSD file (関連するXSDファイルの作成)

XMLエレメントの1つがNamespaceエレメントとして定義されている場合、このオプションにより対応するXSDファイルが作成されます。

情報メモ注:

このオプションを使用する場合、生成モードとしてDom4J を選択する必要があります。

Add Document type as node (ドキュメントタイプをノードとして追加)

このチェックボックスをオンにすると、出力XMLファイルのエスケープ文字ではなく[Document] (ドキュメント)タイプのカラムがノードとして追加されます。

このチェックボックスは、[Advanced settings] (詳細設定)タブで生成モードが[Slow and memory-consuming (Dom4j)] (低速およびメモリ消費多)に設定されている場合にのみ表示されます。

[Advanced separator (for number)] (高度な区切り文字:数値)

このチェックボックスをオンにすると、データの区切りを変更できます。

Thousands separator (桁区切り): により引用符の間に桁区切りが定義されます。

[Decimal separator] (小数点区切り): により引用符の間に小数点区切りが定義されます。

Generation mode (生成モード)

利用可能なメモリに応じて、適切な生成モードを選択します。利用可能モードは以下のとおりです:

  • Slow and memory-consuming (Dom4j) (低速およびメモリ消費多)

    情報メモ注:

    このオプションでは、dom4jを使用して、複雑なXMLファイルを処理できます。

  • [Fast with low memory consumption] (高速およびメモリ消費少)

[Basic settings] (基本設定)ビューで[Append the source xml file] (ソースxmlファイルを追加)を選択すると、このフィールドはdom4jとして生成モードが自動設定されるため、この項目は表示されなくなります。

[Encoding] (エンコーディング)

リストからエンコーディングを選択するか、[CUSTOM] (カスタム)を選択して、手動で定義します。このフィールドは、DBデータ処理で必須です。

[Don't generate empty file] (空のファイルを生成しない)

このチェックボックスをオンにすると、空のファイルは生成されません。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよびコンポーネントレベルでログデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントでは[Row] (行)リンクを使って他のコンポーネントから渡されたデータを含むXMLファイルを作成します。

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