tXSLTの標準プロパティ - 7.3

XML

Version
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > XMLコンポーネント
データガバナンス > サードパーティーシステム > XMLコンポーネント
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > XMLコンポーネント
Last publication date
2024-02-22

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtXSLTを設定するために使われます。

標準tXSLTコンポーネントは、XMLファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[XML file/stream] (XMLファイル/ストリーム)

検証するXMLファイルまたはデータフローへのファイルパス。なお、ストリームの場合は、コンポーネントが対応する変数を通じてデータを取得できるようデータをフローに追加する必要があります。

対応する代表変数により、コンポーネントでデータを取得できるようにするには、処理するデータフローを追加する必要があります。

この変数はStudioで事前に定義されているか、このコンポーネントと共に使用されているコンテキストまたはコンポーネントによって提供されている可能性があります。 それ以外の場合は、手動で変数を定義し、ジョブの設計に従って使用できます(たとえば、tJavaまたはtJavaFlexを使用)。

手入力の手間を省くため、変数が適切に定義されることを確認する必要があるものの、予測変換リスト([Ctrl] + [Space])から目的の変数を選択して、現在のフィールドに入力できます。

ストリームの使用方法は、ストリーミングモードでのリモートファイルからのデータの読み取りを参照してください。

注:
  • このフィールドでは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみストリーミング入力がサポートされます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • このフィールドは、[Use column instead of file/stream for XML] (XMLにファイル/ストリームではなくカラムを使用)オプションを選択した場合のみ利用できます。

[XSL file/stream] (XSLファイル/ストリーム)

参照XSL変換ファイル、または変換データフローへのファイルパス。なお、ストリームの場合は、コンポーネントが対応する変数を通じてデータを取得できるようデータをフローに追加する必要があります。

対応する代表変数により、コンポーネントでデータを取得できるようにするには、処理するデータフローを追加する必要があります。

この変数はStudioで事前に定義されているか、このコンポーネントと共に使用されているコンテキストまたはコンポーネントによって提供されている可能性があります。 それ以外の場合は、手動で変数を定義し、ジョブの設計に従って使用できます(たとえば、tJavaまたはtJavaFlexを使用)。

手入力の手間を省くため、変数が適切に定義されることを確認する必要があるものの、予測変換リスト([Ctrl] + [Space])から目的の変数を選択して、現在のフィールドに入力できます。

ストリームの使用方法は、ストリーミングモードでのリモートファイルからのデータの読み取りを参照してください。

注:
  • このフィールドでは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみストリーミング入力がサポートされます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • このフィールドは、[Use column instead of file/stream for XSL] (XSLにファイル/ストリームではなくカラムを使用)オプションを選択した場合のみ利用できます。

出力ファイル

出力ファイルへのファイルパス。ファイルが存在しない場合は作成されます。出力ファイルは、xslに応じて、html、xml、txt、pdf、edifactなど、ストラクチャー化ファイルまたは非ストラクチャー化ファイルのいずれでもかまいません。

注: このフィールドは、[Use column instead of File for Result] (結果にファイルではなくカラムを使用)オプションを選択した場合のみ利用できます。

[Parameters] (パラメーター)

プラスボタンをクリックして、[Parameters] (パラメーター)リストに新しい行を追加し、XSLTファイルの変換パラメーターを定義します。各行をクリックして、[name] (名前)リストにキーを、[Value] (値)リストに関連する値を入力します。

[Use column instead of file/stream for XML] (XMLにファイル/ストリームではなくカラムを使用)

指定されたカラムのデータを入力として使用する場合は、このオプションを選択します。入力データを渡すカラムは、[Input column for XML] (XML用の入力カラム)ドロップダウンリストで指定する必要があります。

注: このオプションは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Use column instead of file/stream for XSL] (XSLにファイル/ストリームではなくカラムを使用)

指定されたカラムのデータをXSLとして使用する場合は、このオプションを選択します。XSLデータを渡すカラムは、[Input column for XML] (XSL用の入力カラム)ドロップダウンリストで指定する必要があります。

注: このオプションは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Use column instead of File for Result] (結果にファイルではなくカラムを使用)

変換済みデータを指定されたカラムに出力する場合は、このオプションを選択します。変換済みデータを渡すカラムは、[Input column for result] (結果用の入力カラム)ドロップダウンリストで指定する必要があります。

注: このオプションは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Schema] (スキーマ)[Edit Schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。

  • [Built-in] (組み込み): このコンポーネントに対してのみ作成されたスキーマがローカルに保管されます。関連項目:Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。
  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは既に存在し、リポジトリーに保管されているため、さまざまなプロジェクトやジョブフローチャートで再利用できます。関連項目:Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

このコンポーネントは、ダイナミックスキーマ機能の利点を備えているので、ソースファイルから不明なカラムを取得したり、各カラムを個別にマッピングしなくてもソースからカラムを一括してコピーしたりできます。ダイナミックスキーマの詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

このダイナミックスキーマ機能は、テーブルの不明なカラムを取得する目的で設計されており、この目的に限り使用をお勧めします。テーブルの作成で使用することは勧められていません。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

注: これらのオプションは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Sync columns] (カラムを同期)

クリックすると、出力ファイルのスキーマと入力ファイルのスキーマが同期されます。同期機能は、Row接続がOutputコンポーネントにリンクされた場合にのみ表示されます。

注: このオプションは、TalendのR2021-11以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルで処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

OUTPUT_FILEPATH: 出力ファイルのパス。これはFlow変数で、文字列を返します。

OUTPUT_FILENAME: 出力ファイルの名前。これはFlow変数で、文字列を返します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、スタンドアロンコンポーネントとして使用できます。

制限事項

ライセンスの互換性の問題のため、このコンポーネントの使用に必要な1つ以上のJARが提供されていません。この特定のコンポーネントに不足しているJARをインストールするには、Component (コンポーネント)タブビューの[Install] (インストール)ボタンをクリックします。Studioの Integration パースペクティブの[Modules] (モジュール)タブでも、不足しているすべてのJARを簡単に見つけて追加できます。詳細は、外部モジュールのインストールをご覧ください。外部モジュールをインストールする方法は、Talend Help Center (https://help.talend.com)をご覧ください。