tAzureAdlsGen2Putの標準プロパティ - Cloud - 8.0

Azure Data Lake Store

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Open Studio for Big Data
Talend Open Studio for Data Integration
Talend Open Studio for ESB
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > クラウドストレージ > Azure > Azure Data Lake Storeコンポーネント
データガバナンス > サードパーティーシステム > クラウドストレージ > Azure > Azure Data Lake Storeコンポーネント
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > クラウドストレージ > Azure > Azure Data Lake Storeコンポーネント

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtAzureAdlsGen2Putを設定するために使われます。

標準tAzureAdlsGen2Putコンポーネントは、Cloudファミリーに属しています。

このフレームワークのコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で利用できます。

注: このコンポーネントは、Talendの8.0.1-R2022-06以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

接続の詳細を設定する方法を選択します。

  • [Built-In] (組み込み): このコンポーネントの接続の詳細がローカルに設定されます。関連するすべての接続のプロパティ値を手動で指定する必要があります。

  • [Repository] (リポジトリー): [Repository] (リポジトリー) > [Metadata] (メタデータ)で一元的に保存された接続の詳細が、このコンポーネントによって再使用されます。

    このチェックボックスのとなりにある [...] ボタンをクリックし、表示された [Repository Content] (リポジトリーの内容)ダイアログボックスで、再使用する接続の詳細を選択すると、関連するすべての接続のプロパティに値が自動的に入力されます。

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストで目的の接続コンポーネントを選択します。

注: ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている時は、親ジョブと子ジョブの間の既存の接続を共有したい場合(たとえば、親ジョブで作成した接続を子ジョブと共有するなど)には、次のように実行します。
  1. 親レベルで、共有するデータベース接続を、そのデータベース接続そのものを作成する接続コンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューに登録します。
  2. 子レベルで、登録済みのそのデータベース接続を読み取るために専用の接続コンポーネントを使用します。

ジョブレベル全体でデータベース接続を共有する方法の例は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

[Authentication method] (認証方式)

ドロップダウンリストで、次の認証方式を1つ選択します。

  • [Shared key] (共有キー)アカウントアクセスキーが必要です。関連情報は、Manage a storage accountをご覧ください。
  • [Shared Access Signatures] (共有アクセス署名): 共有アクセス署名が必要です。詳細は、Constructing the Account SAS URIをご覧ください。
  • Azure Active Directory: 接続を確立する時にAzure Active Directory認証を使うには、このオプションを選択します。関連情報は、Azure AD Authenticationをご覧ください。

[Account name] (アカウント名)

アクセスする必要のあるData Lake Storageアカウントの名前を入力します。このアカウントへの適切なアクセス権をシステム管理者から得ていることを確認します。

[Endpoint suffix] (エンドポイントサフィックス)

Azure Storageのサービスエンドポイントを入力します。

アカウント名とAzure Storageサービスエンドポイントの組み合わせにより、ストレージアカウントのエンドポイントが形成されます。

[Shared key] (共有キー)

アクセスする必要のあるストレージアカウントに関連付けられたキーを入力します。どのアカウントでも利用できるキーが2つあり、このアクセスにはデフォルトでどちらのキーも使用できます。キーの取得方法については、Manage a storage accountをお読みください。

共有キーを入力するには、[Shared key] (共有キー)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドに共有キーを入力して[OK]をクリックします。共有キーは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。

このフィールドは、[Authentication method] (認証方法)ドロップダウンリストから[Shared key] (共有キー)を選択した場合に利用できます。

[SAS token] (SASトークン)

自分のアカウントのSASトークンを入力します。SASが生成された後は、Microsoft Azureポータルで許可されている各サービスのSASトークンを取得できます。SASトークンの形式はhttps://<$storagename><$service>.core.windows.net/<$sastoken>となります。<$storagename>はストレージアカウント名、<$service>は許可されているサービスの名前(Blob、file、queue、またはtable)、<$sastoken>はSASトークンの値です。詳細は、「Constructing the Account SAS URI」(Account SAS URIの構築)をお読みください。

このフィールドは、[Authentication method] (認証方法)ドロップダウンリストから[Shared Access Signature] (共有アクセス署名)を選択した場合に利用できます。

[Tenant ID] (テナントID)

Azure ADテナントのIDを入力します。関連情報は、Acquire a token from Azure AD for authorizing requests from a client applicationをご覧ください。

このオプションは、[Authentication method] (認証方式)ドロップダウンリストでAzure Active Directoryを選択した場合に利用できます。

[Client ID] (クライアントID)

アプリケーションのクライアントIDを入力します。関連情報は、Acquire a token from Azure AD for authorizing requests from a client applicationをご覧ください。

このオプションは、[Authentication method] (認証方式)ドロップダウンリストでAzure Active Directoryを選択した場合に利用できます。

[Client Secret] (クライアントシークレット)

アプリケーションのクライアントシークレットを入力します。関連情報は、Acquire a token from Azure AD for authorizing requests from a client applicationをご覧ください。

クライアントシークレットを入力するには、[Client secret] (クライアントシークレット)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにクライアントシークレットを入力して[OK]をクリックします。クライアントシークレットは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。

このオプションは、[Authentication method] (認証方式)ドロップダウンリストでAzure Active Directoryを選択した場合に利用できます。

[File system] (ファイルシステム)

目的のBlobコンテナーの名前を入力します。

このフィールドの右にある[...]ボタンをクリックし、ダイアログボックスのリストから目的のBlobコンテナーを選択することもできます。

[Blobs path] (Blobパス)

ターゲットBlobへのパスを入力します。

ローカルフォルダー

アップロードするファイルがあるフォルダーへのパスを入力します。

ファイルリストを使用

[Files] (ファイル)テーブルでファイルマスクを指定して特定のファイルをアップロードする場合は、このオプションを選択します。

ファイルマスクを追加するには、[Files] (ファイル)テーブルの下にあるプラスボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、[Filemask] (ファイルマスク)カラムにファイルマスクの文字列を入力します。オプションとして、[New name] (新しい名前)カラムに文字列を入力すれば、アップロードしたファイルの名前に含まれている一致文字列を置換できます。

[Overwrite existing files] (既存のファイルを上書き)

アップロードされたファイルと名前が同一であるファイルを上書きする場合は、このオプションを選択します。

[Die on error] (エラー発生時に強制終了)

このチェックボックスをオンにすると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

[Allow to escape the "+" sign in filemask] (ファイルマスクに含まれる"+"記号のエスケープを許可)

[Basic settings] (基本設定)ビューの[Files] (ファイル)テーブルに入力されたファイルマスク文字列で、+を標準文字として使用する場合は、このオプションを選択します。

このオプションが選択されない場合、+はファイルマスク文字列で特別な正規表現文字として機能します。

グローバル変数

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントはジョブやサブジョブのスタンドアロンコンポーネントとして使用できます。