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tBoxv2Copyの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtBoxv2Copyを設定するために使われます。

標準tBoxv2Copyコンポーネントは、Cloudファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。

情報メモ注: このコンポーネントは、Talendが提供する8.0.1-R2023-04以降のStudio Talendマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

基本設定

[Property type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保存されているリポジトリーファイルを選択します。次のフィールドは、取得したデータを使用して自動的に完了されます。

このドロップダウンリストは、[Use an existing connection] (既存の接続を使用)オプションが選択されている場合は利用できません。

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

[Authentication type] (認証タイプ)

認証タイプとして、JWT (JSON Web Tokenの省略形)と開発者トークンのいずれかを選択します。

JWT認証タイプの該当するフィールドに、次のパラメーターを入力する必要があります。
  • [Client ID] (クライアントID)[Client secret] (クライアントシークレット): Box APIへのアクセスで、Boxから求められるクライアンキーとクライアントシークレットを入力します。クライアントキーとクライアントシークレットを取得するためには、https://developers.box.com/でアカウントを作成し、使用するBoxアカウントの下にBoxアプリを作成する必要があります。クライアントキーとクライアントシークレットキーは、アカウントアプリケーション設定から取得できます。
  • [Public key ID] (パブリックキーID)
  • [Private key] (プライベートキー)
  • [Private key passphrase] (プライベートキーのパスフレーズ)
  • [Enterprise ID] (エンタープライズID)または[User ID] (ユーザーID)
JWT認証の詳細は、JWT Authをご覧ください。
情報メモ注: クライアントシークレット、プライベートキー、プライベートキーのパスフレーズを入力するためには、該当するフィールドの横にある[...]ボタンをクリックして[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにプライベートキーを入力して[OK]をクリックします。このキーは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。

ドロップダウンリストから、[Developer token] (開発者トークン)を選択した場合は、[Developer token] (開発者トークン)フィールドに開発者トークンを入力します。開発者トークンの詳細は、Developer Tokensをご覧ください。

[Authentication type] (認証タイプ)ドロップダウンリストは、[Use an existing connection] (既存の接続を使用)が選択されていない場合に利用できます。

[Action type] (アクションタイプ) Boxファイルまたはフォルダーに対して実行するアクションを選択します。
  • [Move folder] (フォルダーを移動): 指定されたフォルダーをターゲットフォルダーに移動させます。
  • [Move file] (フォルダーを移動): 指定されたファイルをターゲットフォルダーに移動させます。
  • [Copy folder] (フォルダーをコピー): 指定されたフォルダーをターゲットフォルダーにコピーします。
  • [Copy file] (ファイルをコピー): 指定されたファイルをターゲットフォルダーにコピーします。
[Rename] (名前の変更) このオプションを選択すると、ターゲットフォルダーにコピーしたり移動したりする間にファイルやフォルダーの名前を変更できます。[New name] (新しい名前)フィールドに新しい名前を入力します。
[Path to Box file/folder] (Boxファイルまたはフォルダーへのパス)

コピーまたは移動させるファイルやフォルダーへのBoxパスを入力します。

ファイルやフォルダーは、このフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、そのフォルダーに移動して指定することもできます。

このオプションは、[Advanced settings] (詳細設定)ビューの[Get by ID] (IDで取得)オプションが選択されていない場合に利用できます。

Box ID

コピーまたは移動させるファイルやフォルダーへのBox IDを入力します。

ファイルやフォルダーのBox IDは、このフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、そのフォルダーに移動すれば指定できます。

このオプションは、[Advanced settings] (詳細設定)ビューの[Get by ID] (IDで取得)オプションが選択されている場合に利用できます。

[Destination folder] (デスティネーションフォルダー)

ターゲットフォルダーへのパスを入力します。

ターゲットフォルダーは、このフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、そのフォルダーに移動して指定することもできます。

[New name] (新しい名前)

ターゲットフォルダーにコピーまたは移動するファイルやフォルダーの新しい名前を入力します。

このフィールドは、[Rename] (名前を変更)オプションが選択されている場合に利用できます。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

[Get by ID] (IDで取得) このオプションを選択すると、ダウンロードするファイルをBox IDで指定できます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、通常、Dropboxからデータをコピーまたは削除するためにサブジョブでスタンドアロンで使います。

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