このシナリオでは、CSVファイルからソースデータを読み込み、データを棒グラフに変換して、複数の大都市を比較するジョブについて説明します。入力ファイルは次のとおりです。
Talendでサポートされているテクノロジーの詳細は、Talendコンポーネントをご覧ください。
City;Population(x1000);LandArea(km2);PopulationDensity(people/km2)
Beijing;10233;1418;7620
Moscow;10452;1081;9644
Seoul;10422;605;17215
Tokyo;8731;617;14151
Jakarta;8490;664;12738
New York;8310;789;10452
入力ファイルの構造はtBarChartコンポーネントで必要な構造と異なるため、このユースケースではtMapコンポーネントを使用してtBarChartのカラム3つのスキーマに合わせてソースデータを変更します。これは、tBarChartコンポーネントへの入力として一時CSVファイルが作成されるようにするためです。
注:
通常は、tBarChartコンポーネントのスキーマ構造に従って入力スキーマを調整するために、tMapコンポーネントを使用します。tMapコンポーネントの使い方は、 Talend StudioユーザーガイドとtMapをご覧ください。
一時入力ファイルが正しく生成されるように、一時ファイルが既に存在する場合は、メインジョブの実行前に前処理のサブジョブを使って削除します。この一時ファイルはこの特定のジョブ専用であるため、メインジョブの実行後は後処理のサブジョブを使って削除します。