tLineChartの標準プロパティ - Cloud - 8.0

Chart

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > ビジネスインテリジェンスコンポーネント > Chart
データガバナンス > サードパーティーシステム > ビジネスインテリジェンスコンポーネント > Chart
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > ビジネスインテリジェンスコンポーネント > Chart
Last publication date
2024-02-28

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtLineChartを設定するために使われます。

標準tLineChartコンポーネントは、ビジネスインテリジェンスファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。

基本設定

[Schema] (スキーマ)および[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

注:

tLineChartのスキーマには、[series] (シリーズ) (文字列)、x(整数)、y(整数)という名前の3つの読み取り専用カラムがそれぞれ、固定された順序で含まれています。追加カラムのデータは、生成された折れ線グラフに表示されず、次のコンポーネント(もしあれば)に渡されるのみです。

 

[Built-in] (組み込み): スキーマが作成され、このコンポーネント専用にローカルに保存されます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは既に存在し、リポジトリーに保存されています。したがって、再利用できます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

[Sync columns] (カラムを同期)

クリックすると、出力ファイルのスキーマと入力ファイルのスキーマが同期されます。同期機能は、[Row] (行)接続が出力コンポーネントにリンクされている場合にのみ表示されます。

[Generated image path] (生成された画像パス)

出力画像ファイルの名前とパス。

[Chart title] (チャートのタイトル)

生成する折れ線グラフのタイトルを入力します。

[Domain axis label] (ドメイン軸ラベル)[Range axis label] (範囲軸ラベル)

ドメイン軸(X軸)と範囲軸(Y軸)のラベルを入力します。

[Plot orientation] (プロットの向き)

範囲軸のプロット方向を選択します: [Vertical] (縦並び)または[Horizontal] (横並び)

[Include legend] (凡例を含める)

折れ線グラフに凡例を含めて、異なる系列の線を異なる色で示す場合は、このチェックボックスをオンにします。

[Image width] (画像の幅)[Image height] (画像の高さ)

画像の幅と高さをピクセル単位で入力します。

[Moving average] (移動平均)

このチェックボックスをオンにすると、折れ線グラフの各系列の移動平均が表示されます。このチェックボックスをオンにすると、[Period] (期間)フィールドが表示され、移動平均を表示する期間を定義できます。

[Lower bound] (下限)[Upper bound] (上限)

範囲軸に表示される最小値と最大値を定義します。

[Chart background] (グラフの背景)[Plot background] (プロットの背景)

チャートの背景色とプロットエリアの背景色を選択します。

詳細設定

[tStat Catcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

[Enable parallel execution] (並列実行を有効化)

このチェックボックスをオンにすると、複数のデータフローを同時に処理することにより、高速データ処理を実行できます。このフィーチャーは、データベースまたは複数の挿入を並行して処理するアプリケーションの機能と、関係するCPUの数に依存していることにご注意ください。[Number of parallel executions] (並列実行の数)フィールドで次のいずれかの操作を行います。
  • 実行する並列実行の数を入力する。
  • Ctrl + スペースを押して、リストから適切なコンテキスト変数を選択する。コンテキスト変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。
  • [Action on table] (テーブルでのアクション)フィールドは、並列化機能では利用できません。したがって、テーブルを作成する場合は、tCreateTableのコンポーネントを使用する必要があります。
  • 並列実行を有効にすると、グローバル変数を使ってサブジョブで戻り値を取得できません。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、主に出力コンポーネントとして使います。入力として、入力コンポーネントと[Row] (行)メインのリンクが必要です。