Talend Studioでメタデータを作成および活用
このチュートリアルでは、開発時間を大幅に短縮するため、Talend Studioでメタデータをどう作成して使用するかを確認できます。
このチュートリアルでは、.csvファイルを使用します。.csvファイルがない場合は、 [Downloads] (ダウンロード)タブをクリックしてcustomers_unordered.csvを保存します。
このチュートリアルではデータベースを使用します。データベースがない場合は、 [Downloads] (ダウンロード)タブをクリックしてcustomers_unordered.sqlを保存します。データベースを互換性があるプログラムにインポートする必要があります。
Talend Studioのメタデータを理解
Talend Studioによって、事前定義済みのコンポーネントを使用してジョブを作成し、実行できます。各コンポーネントは、[Built-in] (組み込み)コンポーネントまたは[Repository] (リポジトリー)コンポーネントのいずれかとして設定できます。[Repository] (リポジトリー)コンポーネントはメタデータとして保存されます。
- は、コンポーネントで定義されています。
- は、このコンポーネントにのみ適用されます。
- は、他のコンポーネントと共に再利用できません。
- は、[metadata] (メタデータ)として保存されます。
- は、効率的かつ一貫性のある方法で再利用できます。
- は、[metadata] (メタデータ)を変更すると、そのメタデータを使用するすべてのジョブに変更がプロパゲートされるため、簡単に維持管理できます。
Talend Studioプロジェクトを作成
プロジェクトの作成は、Talend Studioを使用するための最初のステップです。プロジェクトによって仕事をよりよく整理できるようになります。
手順
タスクの結果
メタデータを使ってジョブを作成
Talend Studioプロジェクトにはジョブが含まれています。ジョブではコンポーネントを通じてワークフローのビルドが可能なので、特定のアクションを完了できます。
始める前に
手順
タスクの結果
メタデータ設定
メタデータを設定することで、すべてのTalend Studioコンポーネントで再利用可能な情報を設定できます。
メタデータ定義を作成
メタデータ定義を作成すると、全コンポーネントで再利用可能な情報を設定できるようになります。
始める前に
-
このチュートリアルでは、.csvファイルを使用します。.csvファイルがない場合は、
[Downloads] (ダウンロード)タブをクリックしてcustomers_unordered.csvを保存します。
- このチュートリアルでは他の区切り付きファイルも使用します。他の区切りファイルがない場合は、
[Downloads] (ダウンロード)タブをクリックしてdirectors.txtを保存します。
手順
タスクの結果
メタデータによってコンポーネントを設定
メタデータによってコンポーネントを設定すれば、定義済み情報を使ってコンポーネントを設定できるようになります。
始める前に
手順
タスクの結果
データベースからメタデータ定義を作成
Talend Studioでは、既存のリソースを活用するよう、データベースからメタデータ定義を取得できます。
始める前に
このチュートリアルではデータベースを使用します。データベースがない場合は、 [Downloads] (ダウンロード)タブをクリックしてcustomers_unordered.sqlを保存します。データベースを互換性があるプログラムにインポートする必要があります。
手順
タスクの結果
メタデータを使ってデータベースを読み取って結果を表示
Talend Studioでデータベースを読み取って管理することで、データ管理ワークフローにデータベースを統合できるようになります。
始める前に
このチュートリアルではデータベースを使用します。データベースがない場合は、
[Downloads] (ダウンロード)タブをクリックしてcustomers_unordered.sqlを保存します。データベースを互換性があるプログラムにインポートする必要があります。
- データベースからメタデータ定義を作成する必要があります(データベースからメタデータ定義を作成をご覧ください)。
手順
- [Repository] (リポジトリー)で、 の順に展開します。
-
データベースのメタデータを[Designer] (デザイナー)上にドラッグ&ドロップします。
- [Designer] (デザイナー)でtLogRowコンポーネントを追加します。
-
tDBInputコンポーネントを右クリックします。
- オプション: tLogRowコンポーネントで、[Table] (テーブル) [Mode] (モード)を選択します。
- [Run] (実行)ビューで[Run] (実行)をクリックします。