OAuth 2.0プロトコルを使って、外部認証サーバーを有効化するようにSAMLサーバーを設定します。
始める前に
- 管理者として、認証サーバーからOAuth 2.0クライアント認証情報を取得済みであること。
- 管理者として、認証サーバーを設定済みであること。
- [Security Administration] (セキュリティ管理)機能を持つグローバルロールに割り当てられていること。
手順
- [MANAGE] (管理) > [Users] (ユーザー)に移動します。
- ツールバーの[Authentication] (認証)フィールドで、ドロップダウンリストからOAuthを選択します。
- ドロップダウンリストの横にある[Configure authentication] (認証の設定)アイコンをクリックします。
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[Connection] (接続)タブの次のフィールドに入力します。
フィールド アクション [Client ID] (クライアントID) クライアントIDを入力します。 [Client Secret] (クライアントシークレット) クライアントシークレットを入力します。 [Authentication URI] (認証URI) ユーザー認証を処理する外部認証サーバーでURIを入力します。その結果、認証コードが表示されます。アプリケーションはこれをアクセストークンと更新トークンに交換できます。 [Token URI] (トークンURI) 認証コードをアクセストークンに交換する外部認証サーバーにURIを入力します。 [Validation URI] (検証URI) アクセストークンを検証してユーザーアカウントへのアクセスを提供する外部認証サーバーにURIを入力します。 [Scope] (スコープ) アクセストークンがユーザーアカウントのどの部分を許可するかを示す範囲値を、1つまたは複数入力します。 - [Attribute Mappings] (属性のマッピング)タブで、[Login] (ログイン)、[Full Name] (フルネーム)、[Email] (メール)、[Groups] (グループ)などの属性を外部ユーザーアカウントからTalend Data Catalogユーザー属性にマッピングします。
- [Request Headers] (ヘッダーのリクエスト)タブで、[Add header] (ヘッダーを追加)をクリックし、HTTPリクエストに追加するパラメーターを外部認証サーバーに入力します。
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[Group Mappings] (グループのマッピング)タブで[Add Assignment] (割り当てを追加)をクリックして、外部ユーザーアカウントからのグループ属性をTalend Data Catalogグループ名にマッピングします。
自動グループ割り当てを有効にする場合は、ユーザーアカウント情報の[Groups] (グループ)属性に対応するフィールド名を入力します。Talend Data Catalogはこのフィールドの値をセキュリティグループ割り当てとして使います。ユーザーアカウント情報は、OAuthサーバーがログインリクエストに基づいてアクセストークンを検証した後でOAuthサーバーからTalend Data Catalogへと返されます。Talend Data Catalogの[Groups] (グループ)にマッピングされているOAuth属性に割り当てられた個別の値をマッピングすることもできます。グループのマッピングを設定する際は、ワイルドカード("%")を使うことができます。%は0文字以上の文字に対応します。グループ割り当て用のOAuth属性を入力すると、手動管理のネイティブなグループ割り当てから、OAuthによる自動グループ割り当てへとすべてのOAuthユーザーで切り替わります。OAuthユーザーは、次回のログイン時に以前のネイティブグループ割り当てを失います。
グループ割り当て用の最後のOAuth属性を削除すると、OAuthによるグループ割り当てからネイティブなグループ割り当てへと切り替わります。OAuthユーザーは他のグループに手動で割り当てられるまで、Guestグループに関連付けられます。
- 変更を保存します。