Talend Data Catalogのアップグレード後 - 8.0

Talend Data Catalogインストール&アップグレードガイド

Version
8.0
Language
日本語
Operating system
Linux
Product
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Data Catalog
Content
インストールとアップグレード
Last publication date
2024-01-26
このセクションでは、Talend Data Catalogのアップグレード後に行うアクションについて説明します。

自動アップグレードまたは移行のエラーに関するログを確認

  1. [Manage] (管理) > [System Log] (システムログ)でシステムログを確認します。

    アップグレードや移行が成功すると、通常は以下のように表示されます。

    MIRWEB_I0044 Starting database upgrade. Product version is 31.31.2 whereas database version is 30.22.2.
       DBUTL_I0031 Updating database from version 30.22.2
       ...
       MIRWEB_S0005 Running operation: Upgrade data mappings to create classifier links
       MIRWEB_S0005 Running operation: Migrate Custom Attributes to Metamodel
       MIRWEB_S0005 Running operation: Migrate Business Glossaries to Metamodel
       MIRWEB_S0005 Running operation: Migrate Term Classification links to Metamodel
       MIRWEB_S0005 Running operation: Migrate Hide Data property to Sensitivity Label
       MIRWEB_S0005 Running operation: Migrate steward of content with the 'Send email notification when an import' option to watcher
       ...
       SEARCH_I0005 Indexing model [463,1].
       ...
       MIRWEB_S0101 Server is initialized.
  2. テストを自動化する目的で、ログ内で以下のメッセージを検索できます。
    • サーバーの起動またはアップグレードに成功した場合:
      MIRWEB_S0101 Server is initialized.
    • サーバーのアップグレードに失敗した場合:
      MIRWEB_F0003 Service initialization error:
    • サーバーの起動に失敗した場合:
      MIRWEB_F0004 General error during service initialization:
  3. [Manage] (管理) > [Operations] (操作)で、自動化された移行操作を確認します。
    システムログ上で、それぞれの移行操作とエラー発生状況の詳細を確認できます。
    • データマッピングを更新して分類子リンクを作成
    • カスタム属性をメタモデルに移行
    • 用語集をメタモデルに移行
    • 用語分類リンクをメタモデルに移行
    • [データを非表示]プロパティを秘密度ラベルに移行
    • [インポート時にメールで通知]オプションが設定されたコンテンツのスチュワードをウォッチャーに移行

過去にリリースされた基本機能に対する変更を確認してテスト

オブジェクト検索、探索と編集機能、データ来歴のための新しいワークシート属性に関して、リリースノートを確認します。

詳細は、Talend Data Catalogリリースノートをご参照ください。

過去にリリースされたカスタマイズ機能に対する変更を確認してテスト

MQL、ワークシート、ダッシュボード、プレゼンテーション、REST APIのための新しいワークシート属性や、改良されたメタデータクエリー言語(MQL)とREST APIに関して、リリースノートを確認します。

詳細は、Talend Data Catalogリリースノートをご参照ください。

メタデータ収集をテスト

各新バージョンには新しいブリッジや改良されたブリッジが含まれているため、モデルのアップデートは、新バージョンで改良されたコネクターでインポートされた場合や、データソース技術固有の新しいブリッジが利用できるようになった場合のみ行うようにしてください。次のステップの実行をお勧めします。
  1. 増分収集オプションをいったん無効にします。
  2. モデルを手動で再インポートします。
  3. 設定を手動で再ビルドします。
  4. リモート収集サーバーを使用していた場合は、新しいバージョンに基づいて新しいサーバーを新しいディレクトリーに再インストールする必要があります。

    なお、古いインストールからデータディレクトリーをコピーし、増分収集のためにメタデータキャッシュを再利用こともできます。

    テスト目的で一時的に旧バージョンと現行バージョンの両方を同じマシンに共存させる必要がある場合は、新しいサーバーが別々のポートで実行されるように設定する必要があります。

  5. [Manage] (管理) > [Servers] (サーバー)でリモート収集サーバーをアップデートします。