Talend Data Catalogをインストールする前に、使用しているマシンが以下の要件を満たしていることをご確認ください。
大規模なモデルと設定をベースとするエンタープライズ規模のユースケースにおいて満足できるパフォーマンスを得るためには、非常に大きなリソースが必要になります。
この要件は以下に基づくものです。
- ネットワークオーバーヘッドが極小、またはゼロ(データベースサーバーとアプリケーションサーバーがどちらもローカルにインストールされていることを想定)
- ソフトウェアの最新バージョン(および最新のサービスパックや修正パックすべて)がデフォルト構成でインストールされていること
- ハードウェアを共有しているアプリケーションが他にないこと(クリーンマシンから開始していること)
提供されているパフォーマンスベンチマークで同じ結果が得られていれば、他のハードウェア構成やソフトウェア構成も使えます。その場合、スケーラビリティやパフォーマンスなどの問題が検出された時は、顧客が最小パフォーマンス要件を満たす環境を使って問題を再現できることが必要です。
発生しうる既知の問題は以下のとおりです。
- 仮想環境(VMWare設定やライセンスなど)で実際に使用できるハードウェアパフォーマンス
- リモートサーバー上のネットワークオーバーヘッド(帯域幅、プロキシ、VPNの問題、適切なライセンスがないことによるVMWareのOS間ネットワークの制限など)
- 同一OS上や仮想環境上のOS間での競合するアプリケーションとの間の共有リソース
- ライセンスの制限(たとえば大半のデータベースサーバーライセンスでは使えるコア/CPUの数が制限されています)
- ベンダーソフトウェアの既知の制限と要件(Oracle on VMWareとOracle VMなど)