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マップでルーチンを使用

ランダムな文字列を生成するルーチンを呼び出す場合はJavaファンクションを使います。

始める前に

入力ストラクチャーと出力ストラクチャーを持つマップを作成済みであること。次のサンプルを使用できます。

このタスクについて

ここでは、顧客名が含まれているファイルがあり、各顧客のIDを生成したいとします。入力には次のXMLサンプルを使います:
<customers>
   <customer>
      <firstName>Grover</firstName>
      <lastName>Truman</lastName>
   </customer>
   <customer>
      <firstName>Millard</firstName>
      <lastName>Roosevelt</lastName>
   </customer>
   <customer>
      <firstName>Theodore</firstName>
      <lastName>Garfield</lastName>
   </customer>
</customers>
出力ストラクチャーは入力と同じく、idエレメントを追加したものでなければなりません。

手順

  1. 入力されたcustomerエレメントを対応する出力エレメントにドラッグし、顧客名をマッピングします。
  2. [Functions] (ファンクション)タブからJavaファンクションをドラッグし、idエレメントにドロップします。
  3. Javaファンクションをダブルクリックし、[Class Name] (クラス名)フィールドにroutines.DataMaskingと、[Method Name](メソッド名)フィールドにcreateRandomStringと入力して[OK]をクリックします。
  4. JavaファンクションにConstantファンクションをドラッグ&ドロップします。
    この例で使用されるルーチンでは、生成する文字列の文字数を示すパラメータが必要です。
  5. Constantファンクションをダブルクリックし、生成する文字列の長さ(15など)を入力します。
  6. [Data Type] (データ型)ドロップダウンリストで[Integer (32)] (整数(32))を選択し、[OK]をクリックします。
  7. オプション: 生成された文字列で許可される文字のリストを追加する場合は、最初のファンクションの下に別のConstantファンクションを追加します。

タスクの結果

これでマップが設定されます。 [Test Run] (テスト実行)機能を使えば結果を表示できます。この例では次のような出力が返されます。
<root>
  <customer>
    <firstName>Grover</firstName>
    <lastName>Truman</lastName>
    <id>tc2m9HQ9BQjbS7h</id>
  </customer>
  <customer>
    <firstName>Millard</firstName>
    <lastName>Roosevelt</lastName>
    <id>BcTd14JScXQQyjP</id>
  </customer>
  <customer>
    <firstName>Theodore</firstName>
    <lastName>Garfield</lastName>
    <id>BBCUINwgqXUh9ls</id>
  </customer>
</root>

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