始める前に
- 階層ストラクチャーが作成済みであること。
このタスクについて
この例では、入力階層ストラクチャーは次のようになります。
手順
- マッピングパースペクティブのData Mapperタブで、[Hierarchical Mapper] (階層マッパー)の[Maps] (マップ)を右クリックし、[New] (新規) > [Map] (マップ)の順にクリックします。
- [Flattening Map - Create a map which flattens an input structure] (マップのフラット化 - 入力ストラクチャーをフラット化するマップを作成)を選択し、[Next] (次へ)をクリックします。
- フォルダーを選択し、マップの名前を入力して[Next] (次へ)をクリックします。
- フラット化するストラクチャーを選択し、[Next] (次へ)をクリックします。
- フォルダーを選択し、新しいストラクチャーの名前を入力し、[Next] (次へ)をクリックします。
-
[Multi-output] (マルチ出力)ラジオボタンを選択します。
新しい[Output] (出力)カラムが表示されます。
-
出力として使用する各ループの[Output] (出力)チェックボックスをオンにして、[Next] (次へ)をクリックします。
選択した各ノードは、新しい出力のルートとして使用されます。たとえば、次の画像で選択すると、
Loop-NAD
、Loop-RFF
、およびDTM
という名前の3つの出力が作成されます。 - オプション:
ピボットにないエレメント用に、[Max Occurs] (最大発生)属性の値を変更します。
-
繰り返し可能なエレメントの値をすべて変更するには、[Set Max Occurs for all repeatable elements] (繰り返し可能なすべてのエレメントに最大発生を設定)ボタンをクリックします。
- 1つまたは複数のノードを選択して右クリックし、[Set Max Occurs] (最大発生の設定)を選択し、数字を入力します。選択したノードの子孫すべてにこの設定を適用するには、[Apply max occurs to descendant(s)] (最大発生を子孫に適用する)チェックボックスをオンにして、[OK]をクリックします。
-
繰り返し可能なエレメントの値をすべて変更するには、[Set Max Occurs for all repeatable elements] (繰り返し可能なすべてのエレメントに最大発生を設定)ボタンをクリックします。
-
各出力のパラメーターを定義します。
矢印ボタンまたはドロップダウンリストを使用して、さまざまな出力間を移動できます。
- オプション:
該当するノードを右クリックし、[Set Pivot] (ピボットの設定)をクリックして、ピボットを変更します。
ピボットとは、ルートノードで開始しリーフノードで終了するノードのパスのことです。選択されているピボットは、フラット化されたストラクチャー内の行数を決定します。
ノードを右クリックし、[Remove From Pivot] (ピボットから削除)をクリックすれば、ノードをピボットから削除することもできます。
-
フィルターを無効にして非ルーピングエレメントをすべて表示させる場合は、[Filter primitive fields] (プリミティブフィールドをフィルタリング)をクリックします。
このフィルターはデフォルトで有効になっており、プリミティブフィールドはすべて出力ストラクチャーに含まれています。これらのエレメントを一部除外したい場合は、フィルターを無効にし、関連するチェックボックスを解除します。ヒント:
複数の出力に同じプリミティブフィールドが含まれている場合は、ドロップダウンリストの左側にあるボタンを使用して、同じ選択を複数の出力に簡単に適用できます。
たとえば、すべての出力からUNS
カラムとUNT
カラムを削除する場合は、最初の出力のチェックボックスをオフにして、[Propagate primitive fields selection to next suitable outputs] (プリミティブフィールドの選択を次の適切な出力にプロパゲート)ボタンをクリックします。同じチェックボックスは、次の出力で自動的にオフになります。[Copy Selection States] (選択状態のコピー)と[Paste Selection States] (選択状態の貼り付け)ボタンを使用して、選択を特定の出力に適用することもできます。
- オプション:
該当するノードを右クリックし、[Set Pivot] (ピボットの設定)をクリックして、ピボットを変更します。
-
[Next] (次へ)をクリックし、必要に応じて[Create a Studio schema from the flattened structure] (フラット化したストラクチャーからStudioのスキーマを作成する)チェックボックスをオンにして、[Finish] (終了)をクリックします。
注: このチェックボックスをオンにすると、出力ストラクチャーはデフォルトで[Map] (マップ)表記を使用します。クリアすると、出力はCSV表記を使用します。
タスクの結果
マップと出力ストラクチャーが作成されます。選択したフォルダーには、出力ごとに1つのストラクチャーが作成され、それらを組み合わせるために別のストラクチャーが作成されます。マップが開き、出力ストラクチャーのエレメントに入力ストラクチャーのエレメントが自動でマッピングされます。
この例では次のようになります。