このファンクションは、定義された間隔内に含まれているすべての文字をマスクしますが、間隔外の文字はそのまま出力にコピーします。
オプション | 説明 |
---|---|
メソッド | [Randomly] (ランダム)メソッドでは、1文字がランダムに選択されます。その結果、2つの同一の入力値が異なる入力値でマスクされる場合があります。 入力データに同じ値が2度表示された場合に、[Consistently] (一貫)メソッドを使用すると、ファンクションにより、マスクされた同じ値が同じジョブ実行で出力されます。 このファンクションは、フォーマット保持暗号化を使用して、マスクされた出力値を入力値と同じフォーマットで暗号化できます。
FPE方式は微調整を使用する場合を除き、全単射方式です。 [FF1 with AES] (FF1およびAES)と[FF1 with SHA-2] (FF1およびSHA-2)の方式は、暗号化された値と繰り返し可能なマスクされた値を生成するためにパスワードを必要とします。FPE方式はシードを使用しません。 このパスワードは、コンポーネントの[Advanced Settings] (詳細設定)から、[password for FF1 method] (FF1方式のパスワードまたは256ビットキー)フィールドで指定できます。 |
追加パラメーター | このファンクションには2つの追加パラメーターが必要です。 追加パラメーターは、間隔の開始値と終了値の数字である必要があります。 置換文字である3番目の追加パラメーターを入力できます。 |
最初の例では、最初の3文字が定義済みの文字でマスクされています。
2番目のサンプルでは置換文字が定義されていません。2番目、3番目、4番目の文字がランダムな文字でマスクされています。
入力値 | メソッド | 追加パラメーター | マスクされた値の例 |
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Jack | Randomly | "1,3,p" | pppk |
S1000D | Randomly | "2,4" | S0640D |