[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Services] (サービス)アイテムから、WSDLファイルを作成して、または既存のWSDLファイルをエクスポートして、目的のWeサービスを定義できます。
このシナリオでは、新規WSDLファイルを作成して、空港のWebサービスを定義します。
WSDLファイルをゼロから作成する方法は、Talend Studioユーザーガイドのサービスを作成セクションとWSDLファイルを編集セクションをご覧ください。
手順
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[Repository] (リポジトリー)ツリービューで、[Services] (サービス)ノードを右クリックして、コンテキストメニューから[Create Service] (サービスを作成)を選択します。
- ポップアップウィザードで、必要なフィールドに情報を入力します。このシナリオでは、[Name] (名前)フィールドに、「airport」と入力します。[Next] (次へ)をクリックし、次の手順に進みます。
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[Create new WSDL] (WSDLの新規作成)オプションを選択します。
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[Finish] (終了)をクリックし、この作成を確定します。
デザインワークスペースにサービスが開いて、WSDLの基本スケルトンが示されます。これには1つのサービス、1つのバインド、1つの操作の1つのポートタイプが含まれます。
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WSDLスケルトンで[airportPort]ポートを右クリックし、[Show properties] (プロパティの表示)を選択します。[Properties] (プロパティ)ビューの[Name] (名前)フィールドで、名前を定義します。例、airportSoap。[Address] (アドレス)フィールドで、サービスを公開するアドレスを指定します。例: http://localhost:8200/airport.service。
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WSDLスケルトンのバインドをクリックします。[Properties] (プロパティ)ビューで、バインドの名前を定義します。例、airportSoap。
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WSDLスケルトンのポートタイプとしてairportPortTypeをクリックします。[Properties] (プロパティ)ビューで、ポートタイプの名前を定義します。例、airportSoap。
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WSDLスケルトンの操作としてairportOperationをクリックします。[Properties] (プロパティ)ビューで、名前をgetAirportInformationByISOCountryCodeに設定します。
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WSDLファイルを保存します。このファイルを使って、Webサービスを構築します。
[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Services] (サービス)ノードの下に、作成したばかりのWebサービスが表示され、[!]アイコンが付加されています。[!]アイコンは、定義済みのこのWebサービスがまだ使用されていないことを意味します。
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[Services] (サービス)ノードの下にあるairport 0.1を右クリックし、[Import WSDL Schemas](WSDLスキーマのインポート)を選択します。
このオプションでは、[Metadata] (メタデータ) > [File xml] (XMLファイル)の下で、WSDLメタデータがサービスから[Repository] (リポジトリー)にインポートされます。これにより、サービスおよびその他のコンポーネントの間でオペレーションの詳細を共有できます。