キャンペーンを定義 - 8.0

Talend Data Stewardship入門ガイド

Version
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Data Stewardship
Content
データガバナンス > キャンペーンの管理
データガバナンス > データモデルの管理
データクオリティとプレパレーション > タスク管理
データクオリティとプレパレーション > 重複データの削除

この[Merging] (マージング)キャンペーンでは、異なるシステムから取得した重複する連絡先の詳細を比較し、マスターレコードを定義する属性値を決定できます。

最初にキャンペーンメタデータを定義します。

手順

  1. [Campaigns] (キャンペーン) > [Add campaign] (キャンペーンを追加)の順に選択します。
  2. 新しいキャンペーンの名前と説明を入力します。
  3. キャンペーンタイプとして[Merging] (マージング)を選択します。
  4. [Define sources] (ソースの定義)オプションを切り替えて、最初のソース名を設定できるフィールドを表示します。
  5. [+]ボタンを使ってソースの下に2つのフィールドを追加し、ソース名を設定します。ソース名にドットが含まれていないこと、またドル記号で始まっていないことをご確認ください。
    ここではSalesforce、Marketo、Netsuiteという3つの異なるソースからクライアントデータを取得します。
  6. それぞれのTrust Score (トラストスコア)フィールドに、データソースからの値の重みを定義するパーセンテージを入力します。
    これらのスコアは、冗長データをマージし、デフォルトのマスターレコードを作成するためにアプリケーションによって使用されます。

    データスチュワードがタスクリストにアクセスすると、マスターレコードはこれらのスコアにしたがって既に定義されているはずです。ただし、データレコードの属性ごとにサバイバーシップルールを手動で設定したり、タスクを解決する時にまったく新しい値を入力したりすることもできます。

    この例では、Salesforceに最高のスコアを設定し、Marketoを2番目に設定することで、マスターレコードの生成時にSalesforceからの連絡先情報が最初にアプリケーションによって使用されるようにしています。

  7. [Enable task resolution delay] (タスク解決遅延を有効化)オプションを切り替えて、期日の計算に使用される遅延を設定します。

    期日は、キャンペーンのタスクの読み込み日時に設定した遅延時間を加算して計算されます。このオプションを無効のままにすると、タスクリストの[Due date] (期日)カラムは空のままになり、レゾリューションの遅延は設定されません。

    注: [Merging] (マージング)キャンペーンの期日はマスターレコードにのみ設定されます。
  8. [Campaign owners] (キャンペーン所有者)フィールドをクリックし、リストからユーザーを1人以上選択して、現在のキャンペーンでのアクセス権を付与します。
    このリストには、Talend Administration Centerで定義され、キャンペーン所有者ロールが割り当てられている全ユーザーが表示されます。