Reconciling client dataキャンペーンで管理するデータの構造を決定するためのデータモデルを作成します。このキャンペーンにより、データスチュワードは、さまざまなシステムから来る冗長なクライアントデータをマージできます。
Data Stewardshipではデータモデルを認識することにより、データの構文とセマンティックの検証が可能になります。そのため、キャンペーンはデータモデルに依存しており、データが予想される構造と形式に一致するようにしています。
このタスクについて
手順
- キャンペーン所有者としてログインします。
- [Data models] (データモデル) > [Add data model] (データモデルを追加)の順に選択します。
- 新しいモデルの名前と説明をName (名前)およびDescription (説明)フィールドにそれぞれ入力します。オプションフィールドは、名前の横に[*]としてマークされます。
-
[Attributes] (属性)セクションで、データモデルに含めるカラムを次のように定義します:
- [Identifier] (識別子)フィールドで、最初のカラムの技術識別子を入力します。
-
必要に応じて、対応するフィールドにカラム名と説明を入力します。
[Name] (名前)フィールドに設定した名前がタスクリストに表示されます。名前が設定されていない場合は、技術識別コードが表示されます。
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属性タイプのリストでカラムのタイプを選択します。
標準タイプとセマンティックタイプは、デフォルトでアプリケーション内で統合されています
- 標準タイプでは、選択したタイプに従って追加フィールドが表示されます。これらのフィールドは省略可能で、最小値や最大長の定義、属性を検証するパターンの定義など、属性に制約を定義できます。
この値全体が検証パターンと必ず一致するようにするためのベストプラクティスは、検証パターンを
^
と$
で囲むことです。例:-
[A-Z]
はA
およびABC
と一致します。 -
^[A-Z]$
はA
と一致しますが、ABC
とは一致しません。
Date
カラムとTimestamp
カラムについては、日時のピッカーにアクセスできるため、日時が正しい形式で自動的に設定されます。 -
- セマンティックタイプはTalend Dictionary Serviceを使用して管理できます。ただし、このサービスをご利用になれるかどうかは、お持ちのライセンスによって異なります。
- 標準タイプでは、選択したタイプに従って追加フィールドが表示されます。これらのフィールドは省略可能で、最小値や最大長の定義、属性を検証するパターンの定義など、属性に制約を定義できます。
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[Define list of values] (値のリストを定義)オプションを切り替え、属性の特定の値を設定できるフィールドを表示します。
このリストにない値は、タスクリストに無効としてマークされます。
- 必要に応じて、[Allow empty values] (空の値を許可)オプションを切り替えて、空のフィールドのアップロードを無効にします。このオプションはデフォルトで有効になっています。
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[Add attribute] (属性を追加)をクリックし、上記の手順を繰り返して、データモデルに必要なすべてのカラムを作成します。ヒント: [Rules] (ルール)タブでは、データクオリティルールを適用できます。データクオリティルールとは、キャンペーン内にある異常の検出に役立つビジネス要件のセットのことです。データが準拠する必要のある値を定義します。一部のデータにのみデータクオリティルールを適用するように条件を追加できます。詳細は、Talend Data Stewardshipユーザーガイドを参照してください。