ジョブをビルド - Cloud - 8.0

ELT Sybase

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
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データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > ELTコンポーネント > ELT Sybaseコンポーネント
Last publication date
2024-02-28

手順

  1. 以下のコンポーネントを[Palette] (パレット)からデザインワークスペースに追加します。これらのコンポーネントに、その機能をわかりやすく説明したラベルを付けます。
    • 3つのtELTMysqlInputコンポーネント
    • tELTMysqlMap
    • tELTMysqlOutput
  2. 最初のtELTMysqlInputをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。
  3. [Schema] (スキーマ)リストから[Repository] (リポジトリー)を選択し、[Edit schema] (スキーマを編集)の前の[...]ボタンをクリックして、[Repository Content] (リポジトリーの内容)ダイアログボックスからDB接続と目的のスキーマを選択します。

    選択したスキーマ名が[Default Table Name] (デフォルトのテーブル名)フィールドに自動的に表示されます。

    この事例の場合、DB接続は Talend_MySQLで、最初の入力コンポーネントのスキーマはownersです。

  4. 2番目と3番目のtELTMysqlInputコンポーネントを同じように設定しますが、スキーマ名としてそれぞれcarsresellersを選択してください。
    注: この事例の場合、関連するすべてのスキーマが[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Metadata] (メタデータ)ノードに保存されて、簡単に取り出せます。メタデータの詳細は、Talend Studioでメタデータを管理をご覧ください。

    3つの入力コンポーネントは、関連スキーマを[Metadata] (メタデータ)エリアからデザインワークスペースにドロップして、[Components] (コンポーネント)ダイアログボックスのtELTMysqlInputをダブルクリックして選択することもできます。この方法だと、入力コンポーネントをラベル付けして、スキーマを手動で定義するステップを省略できます。

  5. 実際のDBテーブル名(ownerscarsresellersに厳密に従って名前が付けられたリンクを使って、3つのtELTMysqlInputコンポーネントをtELTMysqlMapコンポーネントに接続します。
  6. tELTMysqlMapコンポーネントをtELTMysqlOutputコンポーネントに接続し、agg_resultリンクに名前を付けます。この名前は、集計結果を保存するデータベーステーブルの名前です。
  7. tELTMysqlMapコンポーネントをクリックし、[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。
  8. [Property Type] (プロパティタイプ)リストから[Repository] (リポジトリー)を選択し、入力コンポーネントに使う同じDB接続名を選択します。

    すべてのデータベースの詳細が自動的に取得されます。

    ヒント: その他の設定はすべてそのままにしておきます。
  9. tELTMysqlMapコンポーネントをダブルクリックしてELT Mapエディターを起動し、入力テーブル間の結合を設定し、出力フローを定義します。
  10. ELT Mapエディターの左上にある[+]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスで関連するテーブル名を選択して、入力テーブルを追加します。
  11. ownersテーブルからID_Ownerカラムをcarsテーブルの対応するカラムにドロップします。
  12. carsテーブルで、ID_Ownerカラムの前にある[Explicit join] (明示的結合)を選択します。

    INNER JOINがデフォルトの結合タイプとして[Join] (結合)リストに表示されます。

  13. carsテーブルからID_Resellerカラムをresellersテーブルの対応するカラムにドロップして、2番目の結合を設定し内部結合として同様に定義します。
  14. 出力テーブル、agg_resultに集約するカラムを選択します。
  15. ownersテーブルのID_Owner、Name、ID_Insuranceカラムを出力テーブルにドロップします。
  16. carsテーブルのRegistration、Make、Colorカラムを出力テーブルにドロップします。
  17. resellersテーブルのName_ResellerカラムとCityカラムを出力テーブルにドロップします。
    関連カラムを選択すると、マッピングが黄色で表示され、結合が深紫で表示されます。
  18. 出力テーブルにフィルターを設定するために使われます。出力テーブル上部の[Add filter row] (フィルター行の追加)ボタンをクリックして[Additional clauses] (追加の句)式フィールドを表示し、resellersテーブルのCityカラムを式フィールドにドロップして、resellers.City ='Augusta'を読み取るWHERE句を完成させます。
  19. [Generated SQL Select query] (生成されたSQL Selectクエリー)タブをクリックして、対応するSQLステートメントを表示します。
  20. [OK]をクリックして、ELT Map設定を保存します。
  21. tELTMysqlOutputコンポーネントをダブルクリックし、[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。
  22. 必要に応じて[Action on data] (データでのアクション)リストからアクションを選択します。
  23. スキーマタイプとして[Repository] (リポジトリー)を選択し、入力スキーマと同じように出力スキーマを定義します。このユースケースでは、出力スキーマとして[agg_result]を選択します。これは、マッピング結果の保存に使われるデータベーステーブルの名前です。
    注: 組み込みの出力スキーマを使って前のコンポーネントからスキーマストラクチャーを取得することもできますが、必ずデータベースで同じデータストラクチャーを持つ既存のターゲットテーブルを指定してください。
    ヒント: その他の設定はすべてそのままにしておきます。