tGoogleDriveCopyの標準プロパティ - Cloud - 8.0

Google Drive

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > クラウドストレージ > Google コンポーネント > Google Drive
データガバナンス > サードパーティーシステム > クラウドストレージ > Google コンポーネント > Google Drive
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > クラウドストレージ > Google コンポーネント > Google Drive
Last publication date
2024-02-28

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtGoogleDriveCopyを設定するために使われます。

標準tGoogleDriveCopyコンポーネントは、Cloudファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

接続の詳細を設定する方法を選択します。

  • [Built-In] (組み込み): このコンポーネントの接続の詳細がローカルに設定されます。関連するすべての接続のプロパティ値を手動で指定する必要があります。

  • [Repository] (リポジトリー): [Repository] (リポジトリー) > [Metadata] (メタデータ)で一元的に保存された接続の詳細が、このコンポーネントによって再使用されます。

    このチェックボックスの横にある [...] ボタンをクリックし、表示された [Repository Content] (リポジトリーのコンテンツ)ダイアログボックスで、再使用する接続の詳細を選択すると、関連するすべての接続のプロパティに値が自動的に入力されます。

[Connection Component] (接続コンポーネント)ドロップダウンリストから、他の接続コンポーネントを選択した場合、これらのプロパティは、利用できません。

[Connection Component] (接続コンポーネント)

このコンポーネントで再利用するデータベース接続を開くコンポーネントを選択します。

[Application Name] (アプリケーション名)

Google DriveがそのAPIへのアクセスに必要とするアプリケーション名。

[OAuth Method] (OAuth方式)

ドロップダウンリストから、Google Driveへのアクセスに使用するOAuth方式を選択します。

  • [Installed Application (Id & Secret)] (インストール済みのアプリケーション(IDとシークレット)): Google API Consoleを使用して作成したクライアントIDとクライアントシークレットを使用してGoogle Driveにアクセスします。この方式の詳細は、[Google Identity Platform] > [Installed applications] (インストール済みのアプリケーション) をご覧ください。

  • [Installed Application (JSON)] (インストール済みのアプリケーション(JSON)): Google API Consoleを使用して作成したクライアントシークレットJSONファイルを使用します。また、Google DriveにアクセスするためのクライアントID、クライアントシークレット、およびその他のOAuth 2.0パラメーターが含まれています。

  • [Service Account] (サービスアカウント): Google API Consoleを使用して作成したサービスアカウントJSONファイルを使用してGoogle Driveにアクセスします。この方式の詳細は、[Google Identity Platform] > [Service accounts] (サービスアカウント)をご覧ください。

各方式を使ってGoogle Driveにアクセスする方法の詳細は、Google DriveにアクセスするためのOAuth方式をご覧ください。

[Client ID] (クライアントID)[Client Secret] (クライアントシークレット)

クライアントIDとクライアントシークレット。

この2つのプロパティは、[OAuth Method] (OAuthメソッド)ドロップダウンリストから、Installed Application (Id & Secret) (インストール済みのアプリケーション(IDとシークレット))が選択されている場合のみ利用できます。

[Client Secret JSON] (クライアントシークレットJSON)

クライアントシークレットJSONファイルへのパス。

これらのプロパティは、[OAuth Method] (OAuthメソッド)ドロップダウンリストから、Installed Application (JSON) (インストール済みのアプリケーション(JSON))が選択されている場合のみ利用できます。

[Service Account JSON] (サービスアカウントJSON)

サービスアカウントJSONファイルへのパス。

これらのプロパティは、[OAuth Method] (OAuthメソッド)ドロップダウンリストから、Service Account(サービスアカウント)が選択されている場合のみ利用できます。

[Use Proxy] (プロキシを使用)

プロキシの背後で作業する場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにした状態で、以下のパラメーターに値を指定する必要があります:

  • [Host] (ホスト): HTTPプロキシサーバーのIPアドレス。

  • [Port] (ポート): HTTPプロキシサーバーのポート番号。

[Use SSL] (SSLを使用)

SSL接続を使用してGoogle Driveにアクセスする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにした状態で、以下のパラメーターに値を指定する必要があります:

  • [Algorithm] (アルゴリズム): SSL暗号法アルゴリズムの名前。

  • [KeyStore file] (KeyStoreファイル): クライアントが信頼する証明書のリストを含むTrustStore証明書ファイルへのパス。

  • [Password] (パスワード): TrustStoreデータの整合性チェックに使用するパスワード。

コピーモード

コピーする項目のタイプを選択します。

  • [File] (ファイル): ファイルをコピーする必要がある場合は、このオプションを選択します。

  • [Folder] (フォルダー): フォルダーをコピーする必要がある場合は、このオプションを選択します。

[Source] (ソース)

コピーするソースファイル/フォルダーの名前またはID。

[Source Access Mode] (ソースアクセスモード)

ソースファイル/フォルダーを指定する方法として、by Nameまたはby Idを選択します。

デスティネーションフォルダー名

ソースファイル/フォルダーのコピーが保存される宛先フォルダーの名前またはIDが保存されます。

[Destination Access Mode] (宛先アクセスモード)

宛先フォルダーを指定する方法として、by Nameまたはby Idを選択します。

名前の変更(新規タイトルを設定)

宛先フォルダー内のファイル/フォルダーのコピーの名前を変更するには、このチェックボックスをオンにします。表示された[Destination Name] (宛先名)フィールドに、宛先フォルダーにコピーされた後のファイル/フォルダーの名前を入力します。

ソースファイルの削除

宛先ディレクトリーにコピーした後にソースファイルを削除するには、このチェックボックスをオンにします。

これらのプロパティは、[Copy Mode] (コピーモード)ドロップダウンリストから、Fileが選択されている場合のみ利用できます。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドを定義するものです。

このコンポーネントのスキーマは読み取り専用です。[Edit schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックすると、次のフィールドを含む定義済みのスキーマを表示できます。

  • sourceId: ソースファイル/フォルダーのID。

  • destinationId: 宛先ファイル/フォルダーのID。

詳細設定

[DataStore Path] (DataStoreパス)

更新トークンを保存する認証情報ファイルへのパス。

注: インストールされているアプリケーションの認証に関連するクライアントID、クライアントシークレット、またはその他の設定が変更された場合は、ジョブを再び実行する前にこの認証情報ファイルを手動で削除する必要があります。

これらのプロパティは、[OAuth Method] (OAuthメソッド)ドロップダウンリストから、Installed Application (Id & Secret) (インストール済みのアプリケーション(IDとシークレット))またはInstalled Application (JSON) (インストール済みのアプリケーション(JSON))が選択されている場合のみ利用できます。

[Read timeout] (読み取りタイムアウト)

読み取りタイムアウトの値を秒で入力します。読み取る対象のデータが提供される前にタイムアウトになると例外が発生します。デフォルト値は30です。0は無限のタイムアウトを示します。このオプションは、コンポーネントが既存の接続を使用しない場合は利用できません。

[Include shared folders/files] (共有フォルダー/ファイルを含める)

このチェックボックスを選択して、自分と共有されたファイルとフォルダーを考慮します。

[Include shared drives] (共有ドライブを含める)

このチェックボックスを選択して、自分と共有されたドライブを考慮します。

by Nameアクセス方法がパフォーマンスに影響を与えかねないため、このチェックボックスを選択する時、[Basic settings] (基本設定)by Idアクセス方法を使うことをお勧めします。

[Corpora type] (Corporaタイプ)

Corporaのタイプを選択して、ファイルとフォルダー検索の範囲を絞り込みます:
  • [User] (ユーザー): 共有ファイルとMy Driveファイルを両方含めて、アクセスしたファイルをクエリーします。
  • [Drive] (ドライブ): 指定された共有ドライブで項目をすべてクエリーします。[Drive ID] (ドライブID)フィールドでドライブIDを指定します。
  • [Domain] (ドメイン): 共有ドライブファイルとMy Driveファイルを両方含めて、ドメインに共有されているファイルをクエリーします。
  • [All drives] (すべてのドライブ): アクセスしたファイルとメンバーであるすべての共有ドライブをクエリーします。範囲が幅広いため、このCorporaタイプはパフォーマンスに影響を与えることがあります。
デフォルトでは、[User] (ユーザー)が選択された値です。

これらのプロパティは、[Include shared drives] (共有ドライブを含める)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

SOURCE_ID

ソースファイル/フォルダーのID。これはAfter変数で、文字列を返します。

DESTINATION_ID

デスティネーションのファイル/フォルダーのID。これはAfter変数で、文字列を返します。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、スタンドアロンコンポーネントとして、またはジョブまたはサブジョブの開始コンポーネントとして使えます。