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カスタムHadoopディストリビューションに接続

プロパティの表で説明しているとおり、[Distribution] (ディストリビューション)ドロップダウンリストから[Custom] (カスタム)オプションを選択すると、Studio Talendから提供される[Distribution] (ディストリビューション)リストにはないHadoopディストリビューションに接続できます。

この[Custom] (カスタム)オプションを選択したら、ボタンをクリックして[Import custom definition] (カスタム定義をインポート)ダイアログボックスを表示し、以下のようにします:

手順

  1. 必要に応じて、[Import from existing version] (既存のバージョンからインポート)または[Import from zip] (Zipからインポート)のいずれかを選択して、接続するカスタムHadoopディストリビューションを設定するために使われます。
    • 接続先とするカスタムHadoopディストリビューションのZIPファイルがある場合は、[Import from zip] (ZIPからインポート)を選択します。 Talend コミュニティにはこの種のZIPファイルが提供されており、http://www.talendforge.org/exchange/index.phpからダウンロードできます。

    • または、[Import from existing version] (既存のバージョンからインポート)を選択して、正式にサポートされているHadoopディストリビューションをインポートし、これをベースとして次のウィザードでカスタマイズします。

    このウィザードのチェックボックスを使って、インポートするHadoopのエレメントを選択します。接続を作成する時の状況によって、これらすべてのチェックボックスがウィザードに表示されないことがあります。たとえば、この接続をHiveコンポーネントに作成する場合、[Hive]チェックボックスのみが表示されます。
  2. [Import from existing version] (既存のバージョンからインポート)[Import from zip] (ZIPからインポート)のどちらを選択した場合でも、インポートするHadoopのエレメントのチェックボックスをそれぞれオンにしてください。
  3. [OK]をクリックすると、ポップアップ警告が表示されます。[Yes]をクリックして以前に実装したjarファイルのカスタムセットアップを上書きします。
    完了すると、[Custom Hadoop version definition] (カスタムHadoopバージョンの定義)ダイアログボックスがアクティブになります。
    このダイアログボックスには、インポートするHadoopのモジュールとそのjarファイルがリストされます。
  4. [Import from zip] (ZIPからインポート)を選択した場合は、OKをクリックしてインポートの設定を確定します。
    [Import from existing version](既存のバージョンからインポート)を選択した場合は、jarファイルを追加してバージョンをカスタマイズします。カスタマイズするHadoopエレメントのタブ(たとえばHDFS/HCatalogタブなど)で[+]ボタンをクリックし、[Select libraries] (ライブラリーを選択)ダイアログボックスを開きます。
  5. [External libraries] (外部ライブラリー)オプションを選択して、ビューを表示します。
  6. インポートするjarファイルを参照して選択します。
  7. OKをクリックして変更を確定し、[Select libraries] (ライブラリーを選択)ダイアログボックスを閉じます。
    完了すると、設定したHadoopのエレメントのタブのリストに、選択したjarファイルが表示されます。
    カスタムHadoopセットアップを別のStudio Talendと共有する必要がある場合は、ボタンを使って、このカスタム接続を[Custom Hadoop version definition] (カスタムHadoopバージョンの定義)ウィンドウからエクスポートできます。
  8. [Custom Hadoop version definition] (カスタムHadoopバージョンの定義)ダイアログボックスでOKをクリックして設定のカスタマイズを確定します。これによりコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューの[Distribution] (ディストリビューション)リストに戻ります。

タスクの結果

カスタムHadoopバージョンの設定を完了し、[Distribution] (ディストリビューション)リストに戻っているため、接続で必要になるその他のパラメーターを続けて入力できます。

接続先のカスタムHadoopバージョンにYARNが含まれており、それを使用する場合は、[Distribution] (ディストリビューション)リストの横にある[Use YARN] (YARNを使用する)チェックボックスをオンにします。

How to add an unsupported Hadoop distribution to Talend Studioでは、カスタムHadoopクラスター(または「サポートされていないHadoopディストリビューション」)への接続のセットアップ方法をHDFSを使って説明しています。

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