互換性があるJava環境 - 8.0

Talendインストールガイド

Version
8.0
Language
日本語
Operating system
Windows
Subscription type
サブスクリプション
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Activity Monitoring Console
Talend Administration Center
Talend Artifact Repository
Talend CommandLine
Talend Data Preparation
Talend Data Stewardship
Talend ESB
Talend Identity and Access Management
Talend Installer
Talend JobServer
Talend Log Server
Talend MDM Server
Talend MDM Web UI
Talend Runtime
Talend SAP RFC Server
Talend Studio
Content
インストールとアップグレード
Last publication date
2022-10-30

次のテーブルは、Talend製品使用のためにダウンロードしてインストールするJavaの推奨環境をまとめたものです。

コンパイラー準拠レベルは、ジョブコード生成に使用されるJavaバージョンに対応します。詳細は、Talend StudioでJavaを設定をご覧ください。

サポートされているJavaプラットフォームはOpenJDKとOracle JDKです。OpenJDK用に推奨されるディストリビューションはZuluです。

重要: Talend製品および関連するサードパーティアプリケーション(Hadoopクラスターなど)はすべて、コンプライアンスの理由から同じJavaバージョンを使用する必要があります。Talendでは、関連するサードパーティアプリケーションをインストールまたはアップグレードする前に、 サポートされているJavaバージョンを確認することをお勧めしています。

次のようなサポートタイプがあります。

  • 推奨: 経験とカスタマー事例に基づいてTalendによって推奨される環境を示します。
  • サポート: リストされているコンポーネントまたはサービスの使用においてサポートされる環境を示します。
  • 制限付きサポート: メモで説明されている特定の条件付きでTalendによってサポートされる環境を示します。

Talend StudioのJava環境

Talend Studioの起動で互換性があるJava環境
Javaバージョン(OpenJDKまたはOracle JDK) サポートタイプ
17 R2023-10以降でサポート
11 サポート

Java 17で作業する前に、次の点にご注意ください:

  • Java 11と共にTalend Studioを起動した場合、8.0 R2023-10以降のTalend Studioマンスリーアップデートインストールした後も、Talend Studioは以前と同じ動作を維持します。Java 8でジョブを実行する場合は、Talend StudioのJavaインタープリターをJava 8に設定する必要があります。詳細は、Javaインタープリターパス(Talend)をご覧ください。
  • 8.0 R2023-10以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストールした後、Javaバージョンを17に切り替え、Java 17と共にTalend Studioを再起動した場合:
    • Talend Studioでデータ統合ジョブをローカルに実行するためには、Talend Studio [Project Settings] (プロジェクト設定)ダイアログボックスにある[Build] (ビルド) > [Java Version] (Javaバージョン)ビューで、[Enable Java 17 compatibility] (Java 17の互換性を有効化)オプションを有効にします。

      Java内部モジュールへのアクセスを必要とするカスタムコンポーネントがジョブに含まれている場合は、[Enable Java 17 compatibility] (Java 17の互換性を有効化)オプションを有効にした後、そのようなコンポーネントを手動で設定する必要があります。詳細は、Talend StudioでJavaを設定をご覧ください。

      警告: [Enable Java 17 compatibility] (Java 17の互換性を有効化)オプションを有効にすると、Talend StudioによってビルドされたジョブはJava 8で実行できなくなります。その理由があるので、オプションを有効にする前にジョブ実行サーバーのJava環境を確認してください。
    • 起動にJava 17を必要とし、実行にデフォルトでJava 17を使用するRemote Engine v2.13以降でデータ統合ジョブを実行する場合は、次の2つのオプションがあります:
      1. ジョブをリビルドする:Talend Studioでローカルにジョブを実行できるよう、上記と同じ手順に従って、[Build] (ビルド) > [Java Version] (Javaバージョン)ビューで[Enable Java 17 compatibility] (Java 17の互換性を有効化)オプションを有効にします。こちらのアプローチが推奨されます。これによって、Talend Remote EngineのデフォルトのJava 17バージョンでこれらのジョブを実行できるようになります。
      2. ジョブズをリビルドしたくない場合は、デフォルトとは異なるJavaバージョンを使用するようエンジンを設定します。これを行うには、インストーラーを使ってエンジンをインストールする時に使用するJava 8または11のインスタンスを指定するか、インストール後に設定ファイルを手動で変更します。
    • Talend Studioで、またはJava 8で実行中であるRemote EngineやTalend JobServerでデータ統合ジョブをローカルに実行するためには、Talend StudioでJavaインタープリターをJava 8に設定し、Talend Studio [Project Settings] (プロジェクト設定)ダイアログボックスにある[Build] (ビルド) > [Java Version] (Javaバージョン)ビューで、[Enable Java 17 compatibility] (Java 17の互換性を有効化)オプションを無効にします。詳細は、Javaインタープリターのパス(Talend)Talend StudioでJavaを設定をご覧ください。

次のテーブルは、対応する項目がどのJava環境で実行できるかをまとめたものです:

項目タイプ 実行用のJavaバージョン サポートタイプ
データ統合ジョブ 17 サポート2

([Enable Java 17 compatibility] (Java 17の互換性を有効化)オプションが有効になっていること)

11 サポート
8 サポート

([Enable Java 17 compatibility] (Java 17の互換性を有効化)オプションが無効になっていること)

対象製品:

Data Fabric

Data Services Platform

ESB

MDM Platform

Real-Time Big Data Platform

ルートとデータサービスジョブ
17 サポート
11 サポート
8 サポート対象外

対象製品:

Big Data

Big Data Platform

Data Fabric

Real-Time Big Data Platform

Big Data Sparkジョブ 4
17 サポート

([Enable Java 17 compatibility] (Java 17の互換性を有効化)オプションが有効になっていること)

11 サポート

([Enable Java 17 compatibility] (Java 17の互換性を有効化)オプションが有効になっていること)

8 サポート

([Enable Java 17 compatibility] (Java 17の互換性を有効化)オプションが無効になっていること)

1 Big Dataディストリビューションを使用するData Integrationコンポーネントは、Java 8とJave 17でのみサポートされています。

2 Java 17と共にTalend Remote Engineでジョブアーティファクトを実行したい場合は、Talend Remote Engine v2.13以降を使用する必要があります。

3 Big Data Sparkジョブの実行は、実際にはクラスターがサポートするJavaのバージョンに依存します。

サーバーのJava環境

Talendサーバーモジュールと互換性があるJava環境
Talendサーバーモジュール Javaバージョン(OpenJDKまたはOracle JDK) サポートタイプ
  • Talend Data Stewardship
  • Talend Administration Center 1
  • Talend Identity and Access Management
  • 対象製品:

    Big Data Platform

    Data Fabric

    Data Management Platform

    Data Services Platform

    MDM Platform

    Real-Time Big Data Platform

  • Talend Dictionary Service
  • Talend SAP RFC Server
  • Talend Data Preparation
  • Talend JobServer
  • 対象製品:

    Data Fabric

    MDM Platform

  • Talend MDM Server 2
  • 17
  • 11
  • 8
サポート

    対象製品:

    Data Fabric

    Data Services Platform

    ESB

    MDM Platform

    Real-Time Big Data Platform

  • Talend ESB Server
  • 対象製品:

    Data Fabric

    Data Services Platform

    ESB

    MDM Platform

    Real-Time Big Data Platform

  • Talend ESB/Microservices
  • 対象製品:

    Data Fabric

    Data Services Platform

    ESB

    MDM Platform

    Real-Time Big Data Platform

  • Talend Runtime
  • 17
  • 11
サポート
  • Talend LogServer
  • 11
  • 8
サポート
1 Talend Administration CenterをJava 17バージョンと共に使用する場合は、<tac_installation_folder>/apache-tomcat/bin/setenv.shファイルを開いて次のコマンドを追加する必要があります:
# export modules 
export JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS --add-opens=java.base/sun.security.x509=ALL-UNNAMED --add-opens=java.base/sun.security.pkcs=ALL-UNNAMED"
2 Talend MDM ServerをJava 17バージョンと共に使用する場合は、<mdm_installation_folder>/apache-tomcat/bin/catalina.batファイルを開いて次のコマンドを追加する必要があります:
"JDK_JAVA_OPTIONS=%JDK_JAVA_OPTIONS% --add-opens=java.xml/com.sun.org.apache.xml.internal.serialize=ALL-UNNAMED"

対象製品:

Big Data

Big Data Platform

Data Fabric

Real-Time Big Data Platform

注: ビッグデータディストリビューションで推奨されるJava環境は、OpenJDK 8とOracle JDK 8です。