始める前に
- 必要なファイルをすべてダウンロードします。詳細は、Talend Installerの前提条件をご覧ください。
- デフォルトポートがすべて開いていることを確認します。詳細は、プロキシとファイアウォールの許可リスト情報をご覧ください。
- マシンにインストールされているMongoDBのインスタンスが1つだけであることをご確認ください。
- マシンにMongoDB 4.xがインストールされており、インストール時に組み込まれたMongoDBを使用する場合は、データをバックアップしてください。データをバックアップしないと、MongoDBの既存のインスタンスが削除されてインストーラーのインスタンスに置き換わるため、このデータが失われる可能性があります。
- distファイルがTalend Installerファイルと同じディレクトリーにあることを確認します。お持ちのライセンスに応じて、このファイルの名前はTalend-Tools-Installer-YYYYYYYY_YYYY-VA.B.C-linux-x64-installer.runかTalend-Installer-YYYYYYYY_YYYY-VA.B.C-linux-x64-installer.runとなります。
- Talend LogServer (非推奨)のインストールを計画している場合は、Java 8または11を使用していることを確認します。
手順
-
インストーラーを実行します。
- Talend Installerをデスクトップから実行する場合は、まずスーパーユーザーとしてログインし、Talend Installerファイルを実行ファイルとして、これをダブルクリックします。
- コマンドラインからTalend Installerを実行するには、Talend Installerファイルを実行可能ファイルにして実行します。その操作のためには以下のコマンドを実行します。
chmod +x <Talend-Installer>.run ./<Talend-Installer>.run
- 使用許諾契約書に同意します。
- Talend製品をインストールするディレクトリーを選択します。
- インストールモードリストで、[Custom] (カスタム)を選択します。
- ライセンスファイルを追加します。
- それぞれの設定ステップに従います。
- インストールを開始します。
- インストールの完了後は、distファイルを削除してディスク容量を節約することもできます。
タスクの結果
Talend Installerによりusedports.txtファイルが作成され、Talend サーバーモジュールで使用されるポートがすべてここに表示されます。
FilebeatがTalend LogServerと共に自動的にインストールされます。
ユーザー名がtds-userで、パスワードがduserのユーザーが、Talend Data Stewardship用にMongoDBで自動的に作成されます。
ユーザー名がdataprep-userで、パスワードがduserのユーザーが、Talend Data Preparation用にMongoDBで自動的に作成されます。
組み込みMongoDBインスタンスを使用する場合、Talend Installer は、MongoDBインストールフォルダーのルートにAdminUser.txt
ファイルを生成します。このファイルには、管理者権限を持つユーザーの認証情報がクリアテキストで含まれています。このファイルへのアクセスを制限することをお勧めします。
外部Tomcatを使って、またはTalend Identity and Access ManagementをインストールせずにTalend ESBをインストールし、Syncopeログイン機能を使いたい場合は、正しいポート値を使用するように設定する必要があります。詳細は、SyncopeをインストールしてESB Syncopeログインモジュールを設定をご覧ください。