対象製品...
Big Data Platform
Data Fabric
Data Management Platform
Data Services Platform
MDM Platform
Real-Time Big Data Platform
このタスクについて
- Talend Data Qualityデータマートへの接続にはTalend Installerを使うことをお勧めしますが、必要であれば手動で設定することもできます。
- この手順では、1つのデータマートをすべてのレポートのデフォルトのデータマートとして定義できます。この一般設定に影響を与えることなく特定のレポートのデータマートを変更できます。詳細は、個別レポートでデータベースを設定をご覧ください。
手順
- Talend Studioを開きます。
- メニューバーで、[Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定)をクリックします。
-
[Preferences] (環境設定)ウィンドウで次のいずれかの操作を行います。
- reportingと入力し始め、[Reporting] (レポーティング)を選択します。
- Talend > [Profiling] (プロファイリング)と展開し、[Reporting] (レポーティング)を選択します。
- [Reporting] (レポーティング)ウィンドウのフィールドが既に入力されている場合は、[Apply] (適用)をクリックします。Talend Data Qualityデータマートはすでにインストールおよび設定されている可能性があります。
- データマートが存在しない場合は、次の手順に従ってください。
-
[DB Type] (DBタイプ)リストから、現在のレポート結果を保存するデータベースを選択します。
デフォルトでは、Talend Studioはレポートと分析結果を内蔵のHSQLデータベースに保存します。レポートと分析結果は、HSQLデータベースに保存されている状態では共有できません。
-
個々の接続フィールドかUrlフィールドで、接続パラメーターを定義します。Urlフィールド内のパラメーターを変更すると、個々のフィールド内のパラメーターも自動的に変更されます。逆も同様です。
データベース 詳細 MySQL [DB Name] (DB名)フィールドに対して、次を行います。 - 新しいデータベース名(カタログ)を入力します。カタログが作成され、分析やレポートを保存するために必要なテーブルが生成されます。
- デフォルトのデータベース名(talend_dq)を使用します。このデータベースで、すべての分析と生成されたレポートの結果にアクセスできます。
- データベースに存在するデータベース名を入力します。
このデータベースにデータマートストラクチャーがない場合は作成されます。
データマートストラクチャーが既に存在し、かつ現在のものよりも古いバージョンであれば、そのデータマートストラクチャーはアップデートされます。
データマートストラクチャーが既に存在するものの、現在のものよりも新しいバージョンであれば、そのデータマートストラクチャーは使用できません。要確認: 名前にドット( . )が使われているMySQLデータベース名も使用できます。Azure Database for MySQLデータベースに接続できます。
Oracle SID Oracleサービス名
Oracle OCI
- [SID]フィールドか[Service Name] (サービス名)フィールドに既存のデータベース名を入力します。
- [Schema] (スキーマ)フィールドに、[User] (ユーザー)フィールドで指定されたユーザーがアクセス可能なOracleスキーマを入力するか、空欄のままにしておきます。このフィールドを空欄にしておくと、定義されたユーザーのデフォルトスキーマにレポートが書き込まれます。
重要: スキーマの照合は大文字と小文字を区別する必要があります。区別しない場合は、カラムが分析されないままレポートに含まれない可能性があります。詳細は、Oracleドキュメンテーションをご覧ください。PostgreSQL - 接続情報をデータベースに入力します。要確認: 名前にドット( . )やハイフン( - )が使われているデータベースも使用できます。
- PostgreSQL用のAzureデータベースやAzure SQLデータベースに接続できます。PostgreSQL用のAzureデータベースに接続する場合は、[User] (ユーザー)フィールドでusername@hostname構文を使い、[Additional parameters] (追加パラメーター)フィールドは空のままにしておきます。
- データマートを作成する場合、使用できるのはPostgreSQLのデフォルトスキーマのみです。
Microsoft SQL Server - 接続情報をデータベースに入力します。要確認: 名前にドット( . )やハイフン( - )が使われているデータベースも使用できます。
定義されたデータベースにレポートが書き込まれるよう、指定されたユーザーに十分なシステム権限があることを確認します。
- データマートを作成する場合は、Microsoft SQL Serverのデフォルトスキーマのみ使用できます。
- Windows認証を使って接続する場合は、[User] (ユーザー)フィールドと[Password] (パスワード)フィールドを空のままにしておきます。
レポートと分析結果を保存するためにMicrosoft SQL Serverデータベースへの接続を作成する場合は、Microsoft のドライバーと[Open source JTDS] (オープンソースJTDS)のドライバーの両方がサポートされます。
- Microsoft SQL Serverデータベースでは、大文字小文字を区別しない照合を使用してください。そうでないと、レポートの生成に失敗するおそれがあります。
java.sql.SQLException: Invalid column name 'rep_runtime'
というエラーが発生することがあります。照合ルールについては、Microsoftのドキュメンテーションをご覧ください。 - Microsoft SQL Serverデータベースの接続を設定するための詳細は、一部のデータベースについて必要な知識をご覧ください。
-
[DB Type] (DBタイプ)リストでHSQLを選択していない場合は、[Additional parameters] (追加パラメーター)フィールドで接続の追加プロパティを指定します。
MySQL 8データベースに接続する時は、
useSSL
、requireSSL
、serverTimezone
のプロパティを設定します。たとえば、useSSL=false&requireSSL=false&serverTimezone=UTC
と入力します。Azure SQLデータベースに接続する時は、ssl=require
と入力します。 - 対応するフィールドにデータベースへのログイン情報を入力します。
- オプション:
レポートフォルダーのデータマート接続とパス、およびロゴをコンテキストとしてエクスポートする場合は、[Export as context] (コンテキストとしてエクスポート)をクリックしてステップに従います。
詳細は、コンテキスト変数を使用したレポートデータベースへの接続をご覧ください。[Revert Context] (コンテキストを復元)をクリックすれば、接続を最初の状態に切り替えることができます。
- [Apply] (適用)をクリックします。
-
不足しているモジュールのダウンロードとインストールを求めるプロンプトが表示された場合は、[Download and install all modules available] (利用できるモジュールをすべてダウンロードしてインストール)をクリックします。この操作には数分かかることがあります。
モジュールがインストールされると、[Confirm] (確定)ポップアップウィンドウに「データマートが存在しません」というメッセージが表示されます。
- [OK]をクリックして変更を確定し、[Preferences] (環境設定)ウィンドウを閉じます。