このセクションでは、新規または既存のTalend StudioをアップグレードしてTalend CommandLineをインストールする方法を説明します。
継続的インテグレーションのためのTalend CommandLineのインストールに関する詳細は、スタンドアロンステップでTalend CommandLineをインストールをご覧ください。
Talend CommandLineの使用に関する詳細は、Talend CommandLineをご覧ください。
警告: 既存のTalend StudioをTalend CommandLineにアップグレードした後は、もうTalend Studioとして使用しないことをお勧めします。
手順
- Talend Studioを新規にアップグレードしてTalend CommandLineをインストールする場合は、Talend CommandLineをインストールするマシンにTalend-Studio-YYYYMMDD_HHmm-VA.B.C.zipアーカイブファイルをコピーし、スペースを含まない名前のフォルダーに解凍します。
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Talend Studioフォルダーの名前をよりわかりやすいもの(CmdLineなど)に変更します。
警告: フォルダー名をCommandLineに変更すると問題が発生するため、他の名前に変更することをお勧めします。
- コマンドプロンプトを開き、作業ディレクトリーをCmdLineフォルダーに変更します。
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commandline_upgrade.bat
ファイルを実行し、Talend StudioをTalend CommandLineにアップグレードします。必要であれば次のパラメーターを使います。パラメーター 説明 -Dlicense.path
Talend製品のライセンスがCmdLineフォルダーにない場合は、そのライセンスへのパスを指定します。 -DtalendDebug
Talend StudioからTalend CommandLineへのアップグレード時にログの詳細を表示したい場合は、値をtrueに設定します。 -Dtalend.studio.p2.base
Talend Studio機能パッケージ用にリポジトリーのURLを指定します。 コマンドでURLが指定されていない場合は、コマンド実行後のポップアップウィンドウで次のいずれかの値を選択して指定します。
- Talendの公式サイトのURLを使用する場合は1を、Talend CommandLineを最新版にアップグレードする場合はyを入力します。
- 自分のリポジトリーURLを入力する場合は2を入力します。
- Talend Studioで設定したURLを使用する場合は3を入力します。ヒント: Talend Studioのパッチをインストール済みの場合はこの値を選択することをお勧めします。
詳細は、アップデートリポジトリーを設定をご覧ください。
-Dtalend.studio.p2.update
Talendアップデート用にリポジトリーのURLを指定します。 コマンドでURLが指定されていない場合は、コマンド実行後のポップアップウィンドウで次のいずれかの値を選択して指定します。
- Talendの公式サイトのURLを使用する場合は1を、Talend CommandLineを最新版にアップグレードする場合はyを入力します。
- 自分のリポジトリーURLを入力する場合は2を入力します。
- Talend Studioで設定したURLを使用する場合は3を入力します。ヒント: Talend Studioのパッチをインストール済みの場合はこの値を選択することをお勧めします。
詳細は、アップデートリポジトリーを設定をご覧ください。
完了すると、Talend CommandLineを起動するcommandline.bat ファイルが生成されます。
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commandline.batファイルを実行します。
Ctrl + Cを押すと、Talend CommandLineの実行を停止できます。