tJavaを使う一般的なジョブは、通常、以下で構成されます。
- tFileInputDelimitedコンポーネント。テキストファイルからデータを読み取ります。
- tLogRowコンポーネント。コンソール内のデータを出力します。
- tJavaコンポーネント。処理されたレコードの総数を取得します。
手順
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[Palette] (パレット)からコンポーネントtFileInputDelimited、tLogRow、tJavaをワークスペースにドラッグ&ドロップします。
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[Trigger] (トリガー) > OnSubjobOkリンクを使ってtFileInputDelimitedをtJavaに接続します。
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tFileInputDelimitedコンポーネントの[Basic settings] (基本設定)を定義します。
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tFileInputDelimitedをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)を表示します。[file name/steam] (ファイル名/ストリーム)フィールドにソースデータファイルのパス"C:/person.txt"を追加します。
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このファイルには次のデータが含まれています。
1;Shong
2;Elisa
3;Sabrina
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[Edit Schema] (スキーマを編集)ボタンをクリックして、カラム2つのスキーマを設定します。
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tjavaをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示し、[Code] (コード)エリアに次のコードを追加します。
int nb_line=(Integer)globalMap.get("tFileInputDelimited_1_NB_LINE");
System.out.println("The total number of records are read from the text file is: " +nb_line);
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[F6]を押してジョブを実行します。
タスクの結果
入力ファイルの実際のレコードは、ネイティブでコンソールに出力されます。さらに、tJava コンポーネントを使っているため、レコード数もコンソールに表示されます。