手順
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tJavaFlexをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示し、プロパティを定義します。
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[Edit Schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックして対応するダイアログボックスを開くと、後続コンポーネントに渡すデータストラクチャーを定義できます。
- [+]ボタンをクリックして、2つのカラムkeyとvalueを追加し、これらのカラムの型をそれぞれ[Integer] (整数)と[String] (文字列)に設定します。
- [OK]をクリックして変更を確定し、ダイアログボックスを閉じます。
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tJavaFlexの[Basic settings] (基本設定)ビューで、[Data Auto Propagate] (データ自動伝播)チェックボックスをオンにして、データを後続コンポーネントに自動的にプロパゲートします。
この例では、取得済みデータの変換は行いません。
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[Start code] (開始コード)フィールドに、初期化段階で実行するコードを入力します。
この例の場合、コードはSTARTメッセージを表示することでtJavaFlexの初期化を示し、後でJavaコードで使うループと変数を設定します。
System.out.println("## START\n#"); String [] valueArray = {"Miss", "Mrs", "Mr"}; for (int i=0;i<valueArray.length;i++) {
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[Main code] (メインコード)フィールドに、各データ行に適用するコードを入力します。
この例では、各キーとその値を表示します。
row1.key = i; row1.value = valueArray[i];
警告:[Main code] (メインコード)フィールドの“row1”は、tJavaFlexからのリンクの名前に相当します。このリンクの名前を変更する場合は、その名前に応じてこのフィールドのコードを変更する必要があります。
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[End code] (終了コード)フィールドに、終了段階で実行するコードを入力します。
この例の場合、波括弧によってループが閉じ、コードはENDメッセージを表示することでtJavaFlexの実行の終了を示します。
} System.out.println("#\n## END");
- 必要な場合はtLogRowをダブルクリックし、[Basic settings] (基本設定)ビューで[Edit schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックして、スキーマが適切にプロパゲートされていることを確認します。