tJIRAInputの標準プロパティ

Jira URL

JIRAへのアクセスに使用するURLを指定します。

[Authentication mode] (認証モード)

サーバーのセキュリティ要件に応じて、次のいずれかの認証方法を選択します。

• [Basic] (基本): JIRA にアクセスするためのユーザー名とパスワードを指定します。

  パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。

• [Personal Access Token] (パーソナルアクセストークン): JIRAパーソナルアクセストークンを入力するためには、[Token] (トークン)フィールドのの横にある[...]ボタンをクリックしてそのトークンを貼り付け、OKをクリックして設定を保存します。

JIRAリソース

ドロップダウンリストから、JIRAリソース([Issue] (問題)または[Project] (プロジェクト))を選択します。

[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマは行の説明のことで、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールド(カラム)の数を定義するものです。

このコンポーネントのスキーマはデフォルトで空になっているので、[Guess schema] (スキーマを推測)をクリックしてスキーマを取得する必要があります。スキーマは、イシューまたはプロジェクト情報をJSON形式で保管するString型の単一カラムであるjsonです。

[Use JQL query] (JQLクエリーを使用)

[JQL query] (JQLクエリー)フィールドで、JIRAで問題を検索する基準となるJQL(JIRAクエリー言語)クエリーを指定します。クエリーを二重引用符で囲まないようにしてください。JQLの詳細は、Jiraのドキュメンテーションをご覧ください。

空のままにすると、定義されたJIRAアカウントからイシューがすべて取得されます。

このフィールドは、[Resource type] (リソースタイプ)ドロップダウンリストで[Issue] (イシュー)が選択されている場合のみ利用できます。

[Issue ID] (イシューID)

JIRAから取得したい特定のイシューのIDを入力します。

このフィールドは、[Resource type] (リソースタイプ)ドロップダウンリストで[Issue] (イシュー)が選択されている場合のみ利用できます。

[Project ID] (プロジェクトID)

JIRAから取得したい特定のプロジェクトのIDを入力します。

このフィールドは、[Resource type] (リソースタイプ)ドロップダウンリストで[Project] (プロジェクト)が選択されている場合のみ利用できます。

バッチサイズ

各バッチで処理する問題の数を指定します。

このフィールドは、[Jira resource] (Jiraリソース)ドロップダウンリストで[Issue] (イシュー)が選択されている場合のみ利用できます。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用ルール

このコンポーネントは、通常、ジョブまたはサブジョブの開始コンポーネントとして使い、常に出力リンクが必要です。

制限事項

このコンポーネントでは、JIRAからの問題のコメントの取得がサポートされていません。