tAssertCatcherの標準プロパティ - Cloud - 8.0

ログとエラー(インテグレーション)

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > ロギングコンポーネント
データガバナンス > サードパーティーシステム > ロギングコンポーネント
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > ロギングコンポーネント
Last publication date
2024-03-07

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtAssertCatcherを設定するために使われます。

標準tAssertCatcherコンポーネントは、ログおよびエラーファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。

基本設定

[Schema] (スキーマ)および[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドを定義するものです。この場合、このコンポーネントでは以下のような標準ログ情報が収集され、スキーマは読み取り専用になります:

 

[Moment] (モーメント): 処理時間および日付。

 

Pid: プロセスID。

 

[Project] (プロジェクト): ジョブが属するプロジェクト。

 

[Job] (ジョブ): ジョブ名。

 

[Language] (言語): ジョブで使われる言語(Java)

 

[Origin] (元値): ステータス評価の元データ。元のtAssertコンポーネントが異なる場合があります。

 

[Status] (ステータス): tAssertからフェッチされた評価。以下の場合があります。

- [Ok]: ランタイムにtAssertのアサーションステートメントがtrueと評価された場合。

- [Failed] (失敗): ランタイムにtAssertのアサーションステートメントがfalseと評価された場合、または実行エラーが発生した場合。テストされたジョブの結果が予想と一致しないか、実行時に実行エラーが発生した場合。

 

[Substatus] (サブステータス): 失敗した実行の詳細な説明。以下の説明が考えられます。

- [Test logically failed] (テストは論理的に失敗しました): 調査されたジョブは期待される結果を生成しません。

- [Execution error] (実行エラー): ランタイムに実行エラーが発生しました。

 

[Description] (説明): tAssert[Basic settings] (基本設定)に入力された説明メッセージ([Catch tAssert] (tAssertをキャッチ)が選択されている場合)、またはキャプチャーされた例外のメッセージ([Catch Java Exception] (Java例外をキャッチ)が選択されている場合)。

 

[Exception] (例外): ジョブによってスローされた例外オブジェクト、つまり元の例外。

[Get original exception] (元の例外を取得)が選択されている場合に利用できます。

[Catch Java Exception] (Java例外をキャッチ)

このチェックボックスを選択すると、Java例外エラーをキャプチャーして[Description] (説明)カラム([Get original exception] (元の例外を取得)が選択されていない)または[Exception] (例外)カラム([Get original exception] (元の例外を取得)が選択されている)内にメッセージを表示できます。

[Get original exception] (元の例外を取得)

このチェックボックスを選択すると、元の例外オブジェクトを[Exception] (例外)カラムに表示できます。

[Catch Java Exception] (Java例外をキャッチ)が選択されている場合に利用できます。

[Catch tAssert] (tAssertをキャッチ)

このチェックボックスではtAssertの評価をキャプチャーできます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、いくつかのソースから実行ステータス情報を取得するセカンダリージョブの開始コンポーネントです。データフローを生成して、情報を次のコンポーネントに転送します。

制限事項

このコンポーネントは、tAssertと併用する必要があります。