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スパムをフィルタリングする分類モデルを作成

このシナリオは、サブスクリプションベースのビッグデータ対応のTalendプラットフォーム製品およびTalend Data Fabricにのみ適用されます。

Talendでサポートされているテクノロジーの詳細は、Talendコンポーネントをご覧ください。

このシナリオでは、Spark Batchジョブを作成します。使う主要コンポーネントは、次のとおりです。
  • tModelEncoder: いくつかのtModelEncoderコンポーネントは、指定されたSMSテキストメッセージを機能セットに変換するために使います。

  • tRandomForestModel: tModelEncoderから受信する機能を分析して、ジャンクメッセージまたは通常のメッセージがどのように見えるかを理解する分類モデルを構築します。

  • tPredict: 新しいジョブでこの分類モデルを適用して一連の新しいSMSテキストメッセージを処理し、スパムと通常のメッセージを分類します。このシナリオでは、tPredictによって処理されるメッセージの分類は既知であり、明示的にマークされているため、この分類の結果を使ってモデルの精度が評価されます。

  • tHDFSConfiguration: このコンポーネントは、ジョブに依存するjarファイルの転送先となるHDFSシステムに接続するために、Sparkによって使用されます。

    [Run] (実行)ビューの[Spark configuration] (Spark設定)タブで、ジョブ全体でのSparkクラスターへの接続を定義します。また、ジョブでは、依存jarファイルを実行することを想定しているため、Sparkがこれらのjarファイルにアクセスできるように、これらのファイルの転送先にするファイルシステム内のディレクトリーを指定する必要があります。
    • Yarnモード(YarnクライアントまたはYarnクラスター):
      • Google Dataprocを使用している場合、[Spark configuration] (Spark設定)タブの[Google Storage staging bucket] (Google Storageステージングバケット)フィールドにバケットを指定します。

      • HDInsightを使用している場合、[Spark configuration] (Spark設定)タブの[Windows Azure Storage configuration] (Windows Azure Storage設定)エリアでジョブのデプロイメントに使用するブロブを指定します。

      • Altusを使用する場合は、[Spark configuration] (Spark設定)タブでジョブのデプロイにS3バケットまたはAzure Data Lake Storageを指定します。
      • オンプレミスのディストリビューションを使用する場合は、クラスターで使われているファイルシステムに対応する設定コンポーネントを使用します。一般的に、このシステムはHDFSになるため、tHDFSConfigurationを使用します。

    • [Standalone mode] (スタンドアロンモード): クラスターで使われているファイルシステム(tHDFSConfiguration Apache Spark BatchtS3Configuration Apache Spark Batchなど)に対応する設定コンポーネントを使用します。

      ジョブ内に設定コンポーネントがない状態でDatabricksを使用している場合、ビジネスデータはDBFS (Databricks Filesystem)に直接書き込まれます。

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