手順
- [Palette] (パレット)からデザインワークスペースにtFileInputMailとtLogRowコンポーネントをドロップします。
- [Main Row] (メイン行)リンクを使って、2つのコンポーネントをリンクます。
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tFileInputMailをダブルクリックして、その[Basic settings] (基本設定)ビューを開き、コンポーネントのプロパティを定義します。
- [File Name] (ファイル名)フィールドの横にある3ドットのボタンをクリックして、処理するメールファイルを参照します。
- スキーマタイプを[Built-in] (組み込み)に設定し、[Edit Schema] (スキーマを編集)の横にある3ドットボタンをクリックして、出力で取り出すすべてのカラム含むスキーマを定義できるダイアログボックスを開きます。
- ダイアログボックスのプラスボタンをクリックして、出力フローに含めるカラムをいくつでも追加できます。このサンプルでは、スキーマに、[Date] (日付)、[Author] (作成者)、[Object] (オブジェクト)、[Status] (ステータス)という4つの列があります。
- スキーマが定義されたら、[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じ、スキーマを[Mail parts] (メール部分)テーブルにプロパゲートします。
- [Attachment export] (添付のエクスポート)ディレクトリーの横にある3ドットのボタンをクリックし、メールの添付ファイルがあればエクスポートするディレクトリーを参照します。
- [Mail parts] (メール部分)テーブルの[Mail parts] (メール部分)のカラムに、表示する値を取得するために使用される実際のヘッダーまたは本文の標準キーを入力します。
- 相対標準キーの[Multi Value] (複数の値)が入力ファイルに存在する場合は、標準キーの隣の複数値チェックボックスをオンにします。
- 必要に応じて、[Separator] (区切り)フィールドに相対標準キーの異なる値の区切りを定義します。
- tLogRowをダブルクリックして[Basic Settings] (基本設定)ビューを表示し、値をキャリッジリターンで区切るためにコンポーネントプロパティを定義します。Windows OSでは、二重引用符で\ nを入力します。
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ジョブを保存し、F6を押して実行し、出力フローをコンソールに表示します。
タスクの結果
ヘッダーキーの値は、[Mail parts] (メール部分)テーブルで定義されているとおりに抽出されます。メール受信日、作成者、件名、ステータスがコンソールに表示されます。