このタスクについて
このシナリオでは、tMDMConnectionコンポーネントを使ってMDMサーバー接続を開き、データレコードの削除タスクを実行する後続のサブジョブで再利用する便利な手順を示します。
手順
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tMDMConnectionをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示し、コンポーネントのプロパティを定義します。
- URLフィールドに、MDMサーバーのURLを引用符で囲んで入力します。たとえば、"http://localhost:8180/talendmdm/services/soap"のように入力します。
- [Username] (ユーザー名)フィールドと[Password] (パスワード)フィールドに、MDMサーバーに接続するためのユーザー名とパスワードを入力します。
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tMDMCommitをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示し、コンポーネントのプロパティを定義します。
このコンポーネントは、進行中のサブジョブが正しく完了すると、データベースに加えられた変更をコミットします。
- 複数のMDMサーバー接続を設定している場合は、[Component List] (コンポーネントリスト)リストから、閉じるサーバー接続のコンポーネントを選択します。このユースケースでは、開いているMDMサーバー接続は1つだけなので、デフォルト設定を使います。
- [Close Connection] (接続を閉じる)チェックボックスがオンになっている場合は、オフにします。この例では、tMDMCloseコンポーネントがMDMサーバーへの接続を閉じます。
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tMDMRollbackをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示し、コンポーネントのプロパティを定義します。
このコンポーネントは、進行中のサブジョブが失敗した場合、変更をロールバックし、データベースを以前の状態に戻します。
- 複数のMDMサーバー接続を設定している場合は、[Component List] (コンポーネントリスト)リストから、閉じるサーバー接続のコンポーネントを選択します。このユースケースでは、開いているMDMサーバー接続は1つだけなので、デフォルト設定を使います。
- [Close Connection] (接続を閉じる)チェックボックスがオンになっている場合は、オフにします。この例では、tMDMCloseコンポーネントがMDMサーバーへの接続を閉じます。
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tMDMCloseをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示し、コンポーネントのプロパティを定義します。
tMDMCloseコンポーネントは、ジョブが正しく実行された後に接続を閉じるために使われます。tMDMCommitおよびtMDMRollbackコンポーネントの[Close Connection] (接続を閉じる)チェックボックスをオンにして接続を閉じることもできますが、このシナリオでは代わりにtMDMCloseコンポーネントが使われます。
- 複数のMDMサーバー接続を設定している場合は、[Component List] (コンポーネントリスト)リストから、閉じるサーバー接続のコンポーネントを選択します。このユースケースでは、開いているMDMサーバー接続は1つだけなので、デフォルト設定を使います。