コンポーネントと接続を設定 - Cloud - 8.0

Filter (メディエーション)

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Data Fabric
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
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Last publication date
2024-02-22

このタスクについて

cMessageRouterコンポーネントは、When接続で設定された条件に基づいて、あるエンドポイントから別のエンドポイントにメッセージをフィルタリングおよびルーティングするため、プロパティがありません。

手順

  1. Senderという名前のcFileコンポーネントをダブルクリックし、[Component] (コンポーネント)タブで[Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
  2. [Path] (パス)フィールドでメッセージソースへのファイルパスを指定します。
    [Encoding] (エンコーディング)リストから、メッセージファイルのエンコーディングタイプを選択します。その他のパラメーターはそのままにしておきます。
  3. デザインワークスペースで、作成したWhen接続をクリックし、[Component] (コンポーネント)ビューをクリックして、メッセージがルーティングされる基準となるフィルターを定義します。
  4. 使用するメッセージの形式がXMLであるため、[Type] (タイプ)リストでxpathを選択します。
    [Condition] (条件)フィールドに"/person[city='Paris']"と入力して、cityノードの値がParisであるメッセージのみを取得します。
  5. directParisという名前のcMessagingEndpointコンポーネントをダブルクリックし、[Component] (コンポーネント)タブで[Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
  6. URIフィールドにエンドポイントURI (例: "direct:Paris")を入力して、フィルタリングされたメッセージを受信します。
  7. 上記のステップを繰り返して、directOthersという名前のcMessagingEndpointコンポーネントのエンドポイントURIを"direct:Others"に設定します。directParisRouteおよびdirectOthersRouteという名前のcMessagingEndpointコンポーネントのエンドポイントURIを、それぞれ"direct:Paris"および"direct:Others"に設定します。
  8. Receiver_Parisという名前のcFileコンポーネントをダブルクリックし、[Component] (コンポーネント)タブで[Basic settings] (基本設定)ビューを開き、フィルター条件を満たすメッセージのパスを[Path] (パス)フィールドに指定します。
    このステップを繰り返し、送信元からのその他すべてのメッセージのパスをReceiver_Othersという名前のcFileコンポーネントに定義します。
  9. Monitor_Parisという名前のcLogコンポーネントをダブルクリックし、[Component] (コンポーネント)タブで[Basic settings] (基本設定)ビューを開きます。
  10. [Level] (レベル)リストでINFOを選択します。[Specify output log message] (出力ログメッセージを指定)オプションを選択し、[Message] (メッセージ)フィールドに次のコードを入力して、指定のディレクトリーに送信するメッセージのファイル名を表示します。
    Message sent to folder Paris_only: ${header.CamelFileNameOnly}
    このステップを繰り返して、Monitor_Othersという名前のcLogコンポーネントのメッセージをカスタマイズし、指定のディレクトリーに送信するメッセージのファイル名を表示します。
  11. [Ctrl] + [S]を押してジョブを保存します。