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H2のバージョンを2.xから2.yにアップグレード

H2データベースドライバーが2.2.224バージョンにアップグレードされた場合、次のCVEの問題が発生します。バージョンが古いドライバーによってビルドされるデータベースは、バージョン2.2.224と互換性がありません。データベースをアップデートするには、古いH2ドライバーでデータベースをバックアップして、新しいドライバーでそのバックアップを復元する必要があります。

手順

  1. H2データベースを使ってTalend Administration Centerをバックアップします: copy
    /<tomcat_path>/webapps/org.talend.administrator
    を、バックアップディレクトリーである<backup_directory_path>にコピーします。
  2. データベースドライバーのjarを解凍します:
    • 古いドライバー(h2.2.x.jarなど)
    • 新しいドライバー(h2-2.2.224.jar)
  3. ターミナルを次の場所に開きます:
    <backup_directory_path>/org.talend.administrator/WEB-INF/lib 
    古いバージョンのドライバーを使って次のコマンドを入力します:java -jar h2-2.x.jar
    これによって、http://localhost:8082/でH2ブラウザーコンソールが自動的に起動します。
  4. 古いデータベースの場所を指定します:
    jdbc:h2:/path/to/backup_dir/org.talend.administrator/WEB-INF/database/talend_administrator;AUTO_SERVER=TRUE;lock_timeout=15000;DEFAULT_LOCK_TIMEOUT=15000;
    LOCK_MODE=0;MODE=LEGACY
    そして、その古いデータベースにログインするための認証情報を入力します。
  5. コンソールにSCRIPT TO '<backup_file_path>/backup.sql';というコマンドを入力します。
    [Run] (実行)をクリックします。
    これによって、指定された場所で、古いデータベースの内容が指定された名前でSQLファイルにエクスポートします。
  6. 以前のH2サーバーをシャットダウンします。
  7. <tomcat_path>/webapps/を開き、/<tomcat_path>/webapps/org.talend.administrator/databaseにあるファイルをすべて削除します。
  8. http://localhost:8082/。でH2ブラウザーコンソールを起動するためには、/<tomcat_path>/webapps/org.talend.administrator/WEB-INF/libの内部でターミナルを開いて次のコマンドを入力します:
    java -cp h2*.jar org.h2.tools.Server -ifNotExists.
  9. backup.sqlファイルを作成する前に、入力したデータベースの場所へのパスを指定します:
    jdbc:h2:/<tomcat_path>//webapps/org.talend.administrator/WEB-INF/database/talend_administrator;AUTO_SERVER=TRUE;lock_timeout=15000;DEFAULT_LOCK_TIMEOUT=15000;
    LOCK_MODE=0;MODE=LEGACY
  10. 新しいデータベースにログインし、以下のコマンドを使ってバックアップファイルからデータをインポートします。
    RUNSCRIPT FROM '<backup-file-path>/backup.sql';
  11. Talend Administration Centerコンソールを起動します。

タスクの結果

Talend Administration Centerが、新しい2.2.224ドライバーで動作する新しいH2データベースを使用するようになります。

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