tMessagingOutputの標準プロパティ - Cloud - 8.0

MOM

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > メッセージングコンポーネント > MOM
データガバナンス > サードパーティーシステム > メッセージングコンポーネント > MOM
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > メッセージングコンポーネント > MOM
Last publication date
2024-03-14

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtMessagingOutputを設定するために使われます。

標準tMessagingOutputコンポーネントは、メッセージングファミリーに属しています。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ) [Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。続くデータベース接続関連フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。
[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている場合、[Component List] (コンポーネントリスト)には同じジョブレベルの接続コンポーネントのみが表示されます。

[JMS Provider] (JMSプロバイダー) 接続するMQサーバーのタイプとして、ドロップダウンリストからActiveMQ (JMS v1)ActiveMQ Artemis (JMS v2)WebSphere MQのいずれかを選択します。
[Server URL] (サーバーURL) MQサーバーのURLを入力します。

MQサーバーのURLは特定の形式であることが必要です。つまり、フィールドで指示されるように、ActiveMQサーバーとActiveMQ Artemis MQサーバーの場合はtcp://localhost:61616と、WebSphere MQサーバーの場合はlocalhost(1414)となります。

[Use Specified User Identity] (ユーザーアイデンティティを使用) ログインが必要な場合は、チェックボックスをオンにして該当するフィールドにログインとパスワードを入力します。

パスワードを入力するには、[Password] (パスワード)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにパスワードを入力して[OK]をクリックします。パスワードは、[pure password] (純粋なパスワード)モードではJSON文字列で、[Java mode] (Javaモード)ではJava式として入力できます。テキストフィールドの上部にある[switch to Java mode] (Javaモードに切り替え)または[switch to pure password mode] (純粋なパスワードに切り替え)をクリックすることで、2つのモードの間で切り替えられます。

デスティネーションのタイプ メッセージのタイプを選択します: [Topic] (トピック)または[Queue] (キュー)
[Destination] (デスティネーション) メッセージソース(キュー名またはトピック名)を、サーバーによって期待されるとおりに入力します。 これにはソースのタイプと名前が含まれている必要があります。たとえば、queue/Atopic/testtopicとなります。

このフィールドでは大文字と小文字が区別されます。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。
[Delivery Mode] (配信モード) 配信モードとして、[Persistent] (持続する)[Not persistent] (持続しない)のいずれかを選択します。
[Acknowledge mode] (確認応答モード) 確認応答モードとして、ドロップダウンリストから[Auto acknowledge] (自動確認応答)[Client Acknowledge] (クライアント確認応答)[Dups OK Acknowledge] (Dups OK確認応答)[Session/Transaction] (セッション/トランザクション)[Do not acknowledge] (確認応答しない)のいずれかを選択します。
[Advanced context properties] (コンテキストの詳細プロパティ) 必要であれば他のプロパティも設定します。このテーブルでプロパティを設定する場合は、テーブルの下部にあるプラスボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、Keyカラムにプロパティ名を、Valueカラムにプロパティ値をそれぞれ入力します。このテーブルではグローバル変数とコンテキスト変数がサポートされています。ActiveMQサーバーとActiveMQ Artemis MQサーバーのプロパティについては、Configure JMS producersをご覧ください。WebSphere MQサーバーのプロパティについては、WebSphere MQ connector propertiesをご覧ください。
注: WebSphere MQ JMSプロバイダーを使用している場合は、このテーブルの必須プロパティ(この例ではCHANNELQUEUE_MANAGER)を設定する必要があります。
[Allow JMS properties] (JMSプロパティを許可) このオプションを選択すると、JMSの他のプロパティがメッセージに挿入されます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール このコンポーネントは、一般に出力コンポーネントとして使用されます。入力コンポーネントにリンクする必要があります。
制限事項
  • このコンポーネントは、ActiveMQサーバーとWebSphere MQサーバーのみをサポートします。
  • このコンポーネントは、TextMessageオブジェクトのみをサポートします。